京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

分子工学

分子工学の2016年1月9日の内容はこちら



実習指導

梶弘 典 (工学研究科梶研究室 教授)
志津 功将 (工学研究科梶研究室 助教)

チューター

石橋 寛隆 (工学研究科梶研究室)
三輪 卓也 (工学研究科梶研究室)
三浦 農   (工学研究科梶研究室)

ボランティア

鈴木 克明 (工学研究科梶研究室)
和田 啓幹 (工学研究科梶研究室)
浅井 知枝 (工学研究科梶研究室)

実施場所

宇治キャンパス 共同研究棟CL310、共通NMR室    

実習内容

 講義にてNMRの原理や有用性について説明した。その後、4つの未知試料をNMR用サンプルとして調整、測定してもらった。学生同士やTA、講師と議論を重ねることで、得られたNMRスペクトルを頼りに未知試料を同定した。時間の許す限り、最先端の研究分野において、NMRがどのように利用されているかも説明した。最後に、学生の一人に解析結果および同定に至った根拠を発表してもらった。

NMRに未知試料をいれる様子
NMRに未知試料をいれる様子

測定条件を設定する様子
測定条件を設定する様子

未知試料を調整する様子
未知試料を調整する様子


受講生の感想

  •  実際に自分でNMRを用いて測定してそのスペクトルからどの分子の構造であるかを考えたことで、NMRのスペクトルの見方を学ぶとともに、その構造がどのようなスペクトルを出すか、予想することができるようになりました。分子構造の中の1つだけが違うだけでスペクトルが大きく変わってくることに驚きました。自分の力だけで考えていくことで、より理解できました。最後に発表する場を与えていただき、まだまだ発表の力が足りないと感じました。とても丁寧に説明していてだきありがとうございました。
  •  NMRで見た実験の結果から4つのものを何かを分析するのは難しかったけど、少し研究者ぽいことができてとても楽しかったです。僕はパラキシレンだったのできれいな図ができてうれしかったです。
  •  NMRを使ってA~Dの有機物質を測ってみて、得られたデータを使って、どれがどれかを見当をつけることをしてなかなか判断が難しかったです。結果的に、A~Dとも予想は合ったのでよかったです。シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、パラキシレンを見て見た目は似ていても、ppmの値は大きく違ったりしていたところもあり、面白かったです。
  •  今回は、前回(第2回)ではいまいち分からなかったNMRを知ることができてよかったです。特に、NMRのスペクトルのグラフの横軸の意味、そしてその解析方法をつかむことができました。物質をつきとめるのは難しかったけれど、NMRの重要性が分かりました。高校化学では、元素分析でやるので、正体をつきとめるのには限界があるけれど、NMRを使うと配置だけが違う物質も区別できるので、早くNMRを安くして、高校化学に導入してほしいと思いました。
  •  NMRは前から少し勉強していましたが、今回のELCASでよりいっそう理解を深めることができました。やはり実物を見ると楽しいです。TAさんが固体NMRやレオロジーのお話をしてくれはりましてまた新しく知識を得ることができ非常に面白く学ばせていただきました。ありがとうございました。
  •  計測して、さらに考察をすることでNMRについてとてもよく理解できたし、とても面白かったです。考察は考えるのが難しかったけど理解できたときはとても嬉しかったです。計測の体験のさせてもらえて、本当にありがとうございました。
  •  1. 前回までの講座でNMRを一度使ったのですが、深くは学ばなかったのでいろいろと教えていただいておもしろかったです。これからもNMRにはお世話になると思うので帰ってからもいろいろ勉強したいです。2. 有機ELについても資料集に少しのっていただけで、詳しく知らなかったので将来のわくわくするようなお話しがたくさん聞けて楽しかったです。3. いろいろ質問にも丁寧に答えて下さってありがとうございました。
  •  前とは違う考え方でNMRを使ったので、とてもおもしろかった。特に、NMRチャートからどの有機化合物になるのか見てみるのがとても面白かった。今日の実験でNMRについてとても興味を持つことができた。これから、少しNMRについて調べていきたい。また、今日、有機ELについて初めて知ることができた。液晶とは違う光の出し方をしているのがおもしろかった。改めて、色のついた光をだすことの難しさがわかった。自分の夢は研究者になることなので、自分も世界を驚かせるような研究をしてみたい。

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