京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

分子工学

分子工学の2015年12月5日の内容はこちら



実習指導

伊藤 彰浩 (量子機能化学講座 准教授)

チューター

倉田 亮平  (量子機能化学講座)
上辺 将士   (量子機能化学講座)

ボランティア

なし

実施場所

桂キャンパス A2-302 

実習内容

前半は講義で化学結合や電子の性質について学んだ。後半は電子スピン共鳴の装置を用いて食品や有機分子中の電子スピンの測定を行った。得られたスペクトルから分子内における電子スピン分布を解析し、フロンティア軌道理論との関係性について学習した。

電子スピン共鳴の講義を受けている。
電子スピン共鳴の講義を受けている様子

グラニュー糖のESR測定を行っている。
グラニュー糖のESR測定を行っている様子

ペリレンのESR測定を行っている。
ペリレンのESR測定を行っている様子


受講生の感想

  •  非常に知りたい情報、知識を得ることができて大変感謝しています。NMRやスピン、分子軌道は苦手でよく分からない部分があったのですがほんとうに理解することができ楽しかったです。
  •  難しい内容でしたが、とても刺激的で興味をもちました!!一つのグラフからこんなにもたくさんの情報が得られることに凄いと思い、感動しました。行列やグラフ理論についても勉強したいと思いました。すごく楽しかったです。
  •  特にびっくりしたことはポテトチップスに不対電子があったことです。グラニュー糖もそのままでは何も検出されませんでしたが、潰すことで検出できるのはすごかったです。グラニュー糖を潰すことができるのもびっくりしました。今回は新しい機械を見ることができてとても楽しかったです。
  •  ラジカルという新しい言葉だったのですが、実験もやって分かりやすく教えてもらえて嬉しかったです。ESRスペクトルの観測がどのような意味があるのかも分かったのでこれからも新しい発見をして欲しいなと思います。1日の間ありがとうございました。
  •  自分の興味のあった電子スピンについてよく知ることができたのでとてもおもしろかった。電子がスピンしていることで、磁場が発生したり、それをスペクトルとして検出できることがよくわかった。Hを含んでいる数によってスペクトルび線幅の数が増えていることがとてもおもしろかった。これから、素粒子についても興味があるので、素粒子のスピンや核スピンや電子スピンを理解していけるようにしていこうと思った。
  •  電子スピンという言葉を初めて聞き、知らない言葉が次々に出てきたのですがわかりやすく教えていただけました。ESRという機械を用いてポテトチップスやグラニュー糖のように日々目にするものや青色に変化したぺリレンの濃硫酸溶液を測定し、スペクトルが出たものと出なかったものの違いについて考えることができました。
  •  今回は、まず電子スピンって何?という状態だったので、わかりやすく教えてもらってよかったです。
一番面白かった点はスペクトル解析です。初めは、結局何を示しているだろうとグラフ(スペクトル)を見て思っていましたが、電子スピンがHの核スピンの影響を受けていて、あんなにもギザギザになるのだとわかり、おもしろくなりました。また、まだ構造はわかりきれてないけれど、重要なんだと知ることができてよかったです。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート