京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

分子工学

分子工学の2015年11月7日の内容はこちら



実習指導

東野 智洋 (今堀研究室 助教)

チューター

杉浦 顕一  (今堀研究室)
辻 幸大    (今堀研究室)
二村 晋平  (今堀研究室)

ボランティア

なし

実施場所

桂キャンパス Aクラスター船井交流センター内iCEMS実験室 

実習内容

[有機太陽電池の作製と評価](i) スクリーンプリント法を用いてFTOガラス上に酸化チタンペーストを塗布した。(ii) FTO/TiO2をポルフィリン色素のEtOH溶液に浸漬させることで酸化チタン電極を作製した。(iii) 酸化チタン電極を白金対極や電解液と組み合わせることで色素増感太陽電池を作製した。(iv) 擬似太陽光を用いて各自が作製した色素増感太陽電池の性能評価(光電変換効率の測定)を行なった。(v) 電子オルゴールに接続した色素増感太陽電池に擬似太陽光を照射することで電子オルゴールが動作し、音が鳴ることを確認した。

スクリーンプリント法により酸化チタンペーストをFTOガラスに塗布する。
スクリーンプリント法により酸化チタンペーストをFTOガラスに塗布する。

色素を吸着させた酸化チタン膜を用い、白金対極や電解液と組み合わせて色素増感太陽電池セルを作製する。
色素を吸着させた酸化チタン膜を用い、白金対極や電解液と組み合わせて色素増感太陽電池セルを作製する。

作製した色素増感太陽電池を用い、擬似太陽光照射下での光電変換効率の測定を行う。
作製した色素増感太陽電池を用い、擬似太陽光照射下での光電変換効率の測定を行う。


受講生の感想

  •  前期とは違い、実際に作りながら学ぶことができたので、より理解することができました。無機太陽光発電の仕組みや、有機太陽電池の開発の課題などを知ることができ、発電に興味をもちました。電池の開発で大変なのは、色素を開発することだと聞き、驚きました。今日はとてもいい経験になりました。ありがとうございました。
  •  太陽電池を作る際に、3回もミスしてしまい、成功しないと思ったけれど、7.2も流れてくれたのでよかったです 。実際に2個直列でつなげてオルゴールがなったのでよかったです。家で大事に電池を保存しておきます。今日は、ありがとうございました。
  •  今までは、太陽光パネルのような無機太陽電池のことしてか知らなかったけれど、今日、有機太陽電池のことを知ることができてとてもおもしろかった。実際に電池を作ったり、計測してみたりして、学校ではやらないような実験ができてとてもうれしかった。僕は将来研究職に就きたいので、こういうことができてたのしかった。有機太陽電池がどのように反応して電気エネルギーを生み出しているのか、なぜTiO2を使うのかなど詳しくしることができた。今まで分子工学にたずさわることはなかったけれど、この分野にとても興味をもった。もっと効率が上がって、安い値段で効率のよい有機太陽電池を開発できるように頑張ってほしいと思った。
  •  初めて実験室に入って色々な物に触りました。最初の解説の時点ではなんとなくでしかわからなかったですが、実際やってみるとどんなことをしているのかとても良くわかりました。チューターの方々にも優しく教えてもらえて、充実した時間を過ごせたと思います。太陽電池は種類によってはこんなに簡単につくれるとは思っていませんでした。また機会があればさらに太陽電池についての知識を深めていきたいです。スクリーンプリントは力加減がとても難しいです。この経験をこれからに活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
  •  まず、講義で、有機太陽電池というカラフルだったり、曲げることができるものがあると知って驚いた。その発電効率を上げれば、将来の電力供給にものすごく役に立つと思うので、どうすればよくなるのか研究に興味を持った。また、電池の構造で溶液の存在が重要だと知って、どれもかかせないものだと分かった。作製や評価は思ったより細かい作業だったけれど、うまく動く電池をつくることができてよかった。
  •  太陽電池のおおまかな仕組みは知っていましたが、TAの方々が細かく必要点を説明して下さり大変分かりやすかったです。大学の実験室は一度みたことがありますが、やはり高校では扱えないモノが多くうらやましさを感じるばかりです。また、東野助教の光の波長や分子軌道の説明も初声でありまた理解しやすかったので感謝しております。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート