京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学

化学の2013年11月2日の内容はこちら

実習指導

道岡 千城 (金相学研究室 助教)

チューター

田口 篤史(修士課程 1回生)
山東 浩明(理学部 4回生)

ボランティア

今井 正樹(博士課程 1回生)

実施場所

理学研究科 6号館 369号室

実習内容

YBCOという超伝導体の合成を行った。

Y2O3, BaCO3, CuOをモル比1:4:6で精確に秤量し乳鉢と乳棒を使って混合した。試料を2つに分け、それぞれモールドとプレス機を使ってペレット状に押し固め、アルミナるつぼに入れて電気炉に入れた。二つの試料をそれぞれ異なる温度プログラムにて焼成し、次回、それらの試料の物性の違いを見る予定である。

乳鉢と乳棒で原料を混合
乳鉢と乳棒で原料を混合

実験に関する講義
実験に関する講義


試料を電気炉にセット
試料を電気炉にセット


受講生の感想

  • 今回は「金相学」というものをしました。はじめ聞いたときは「菌藻学・・・?生物やん!」と思っていましたが、実際は全然違っていて超電導など金属についての学問でした。意外ということだったので難しい話はありませんでした。 有機の時のような合成と違って乳鉢で粉末を混ぜて押し固め、加熱しました。意外と単純だなと感じました。次回の時には、もう加熱し終えているということなのでどのようになっているか見るのが楽しみです。
  • 今日は金相学研究室でYBa2Cu3O6-7の合成実験のペレット作りまでを行った。YBa2Cu3O6-7は比較的高温で(液体窒素を用いて)超伝導体になる物質である。“金相学の研究室”とはじめ聞いたときは何の研究をしているのかと少し気になっているが、超伝導体などの無機物質について研究をしているということを教えていただいた。超電導について簡単な講義があった後は早速実験にとりかかったが、正確に原料を量りとることは非常に大変だった。わずかな風の影響も受けるほど精密な電子天秤で有効数字4ケタまで量るというのは初めての体験だった。量りとった原料を今度はメノウの乳鉢でしっかりまぜたが、この作業は非常に大変なものだった。反応をしっかり起こさせるために30分近く混ぜ続けできたものをペレットにし、電気炉に入れる所までを今日行った。次回うまく超伝導体ができていることを願う。主に実験で今日の体験コースは終わったが、超電導についての様々な資料をいただいたので早速読んでみたい。超電導という現象は昔、実験ショーのようなもので見て以来どのような原理なのか知りたいと思っていたので、次回に向けて資料の内容をがんばって理解し、次回を有意義なものにしたい。

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