京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学

化学の2011年12月17日の内容はこちら

実習指導

矢持 秀起(分子性材料研究室 教授)
中野 義明(    同     助教)

チューター

西村 翼(修士課程1回生)
原口 知之(修士課程1回生) 

ボランティア

なし

実施場所

総合研究5号館302号室

実習内容

(TTF)(QCl4)錯体を合成し、テスターでの電気抵抗の測定、液体窒素につけて色の変化の観察を行った。

(TTF)(TCNQ)錯体を合成し、テスターでの電気抵抗の測定を行った。

またTTF、TCNQ、(TTF)(TCNQ)について紫外-可視-近赤外スペクトルを測定し、TTFとTCNQの溶液を混ぜることで電荷移動錯体である(TTF)(TCNQ)ができることを確認した。

(TTF)(QCl4)の温度変化を確認するためにカバーガラスに挟む
(TTF)(QCl4)の温度変化を確認するためにカバーガラスに挟む

撹拌してTTFをアセトニトリルに溶かす
撹拌してTTFをアセトニトリルに溶かす


中野助教によるスペクトル測定の解説
中野助教によるスペクトル測定の解説

スペクトル吸収測定のための試料調製
スペクトル吸収測定のための試料調製


受講生の感想

  • 今日は4時間実験で終わった時とても疲労感がありましたが実験中はとても楽しかったです。前回の講義ではあまりわからなかったところも測定したデータを見ながら説明を聞くと少しわかった気がしました。細かい作業が苦手なので、辛いところもありましたが実験できてよかったです。実験中カバーガラス2枚も割ってすみませんでした。
  • 今日の実験は細かい作業が多く、大変でした。特に質量を測るときが難しかったです。光の吸収も見ましたが、TTF、TCNQ、錯体を比べて、錯体だけのところもあって、理論は難しかったですが、目に見えてわかりました。
  • 今日は4時間みっちり実験をして、疲れたけど楽しかったです。私は遅れてくる子の代理もさせてもらったので(TTF)(QCl4)も(TTF)(TCNQ)も両方作製させてもらうことができました。作製はドラフトの中で多くの行程を経て行ったので、完成したときは達成感がありました。カバーガラスを2枚も割ってしまってすみませんでした。自分の作った錯体のうち、1つは電気を通さなかったのですが、もう1つの方は無事(?)電気を通したのでよかったです。スペクトルの測定も、細かい作業が多くて大変でしたがグラフが思った通りに出てよかったです!ありがとうございました!
  • 前回の講義を休んでいたので今日の理論や内容は、最初は理解しがたかったが、説明を聞いているうちに、普通は電気を通さない有機物の中にも電気を通す(TTF)(TCNQ)という物質があり、その物質を作ることが目的だとわかった。質量、体積測定など繊細な作業が多かったが、最後は(TTF)(TCNQ)が精製し、それに電気を通せることが確かめられてよかった。また、スペクトル測定によって、その物質の色などを理論づけることができて納得した。
  • 今日の実験はかなり難しかった。有機物に電気を流すという実験を行ったが、何故電気が通るのかというところを理解しにくかった。けれど色の変化や紫外‐可視‐近赤外スペクトルのグラフを見た時は感動した。学校でも有機について習い始めたので、今後はもっと実習の内容について理解しやすくなるだろう。来月は実験ばっかりやりたい。きたような気がしました。後半は「錯体」などについてで、少し難しかったです。けれど、先生が「わかった顔で聞け!」という名言を教えて下さったので、今日のことが他のことにも生かせるようにしたいです。
  • 今回はTTFとTCNQ、クロラニルの3つの溶液をそれぞれ混ぜ、その変化を調べる実験を行いました。低温にすると色が変化する、電気を通すようになるなどの変化が見られました。また、混合する前と後の吸光度を求め、なぜそのように変化するのかということについても詳しく解説していただきました。得られた結果から要因を考えてゆくということを学ばせていただきました。
  • 器用な技術は自分には向いていないなと実感しました。けど、理論説明は実験で見た試料の特徴と、出てくるデータの解釈が一致してすっきりとした気分になれました。けど、前回のプリントの内容は、後半部分がわからなくてモヤモヤしてます。
  • 今日は学校の行事のため途中からの参加となってしまった。実験室に来てすぐに吸収スペクトル測定の操作を行ったが、ある程度学校の授業で練習をしていたものの、あまりよく知らない物質を扱っていると思うと緊張した。光の吸収が電子の移動であるという話は今までほとんど知らなかった光について、原子のレベルで理解できて面白かった。ここで学んだことを学校の授業にも生かしていきたいと思う。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート