京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学

化学の2014年12月6日の内容はこちら

実習指導

足立 俊輔  (理学研究科 化学専攻 准教授)

チューター

山本 遥一  (理学研究科 化学専攻 博士1年)
長島 和輝  (同 修士1年)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス本部構内理学研究科6号館380号室

実習内容

受講生とともに以下の実験を行った。
(1)光路長の差を利用した光速測定
(2)オートコリレーションを使ったパルスレーザーのパルス幅測定
(3)光電子分光によるNOガスのイオン化エネルギーの決定

ミラーを少しずつ動かしながら和周波が発生するポイントを探す
ミラーを少しずつ動かしながら
和周波が発生するポイントを探す

光路長を導くためにミラーとミラーの間の距離を測る
光路長を導くために
ミラーとミラーの間の距離を測る


光電子の飛行時間をオシロスコープから読み取る
光電子の飛行時間を
オシロスコープから読み取る


受講生の感想

  • 今回は光速測定とパルス幅測定の実験を行いました。光を扱うためには、可視光線だけでなく見えない光にも注意を向ける必要があることを学びました。実験にあたって光を操作できるか不安はありましたが、先生や学生のスタッフさんが丁寧に指導してくださり、正確に行うことができました。化学と物理学が密接に関係していることがわかりました。ビームスプリッターが光を分けることが特に興味深かったです。
  • 初めて実験室に入って色々な実験ができて、良い経験になりました。
  • 大学の研究室に来たのは初めてではなかったが、やはり緊張した。光速測定とパルス幅測定という、高校生の僕にとっては物理の分野である実験を化学の研究室でできたので少し驚いた。 実験の目的や方法などをわかりやすく説明していただいたので、とても楽しく実験ができた。また、初めて出会った高校生の友達とも協力して実験できたので、達成感も大きかった。
  • いつも身近なところにはないレーザーを使って身近なところにある光の速さを調べることができ、興味深かったです。光速が意外に単純な原理で求められることに驚きました。また、実際の値にまあまあ近い値が出て面白かったです。 レーザー発生装置「TITAN」などの見たこともない機械が研究室にはたくさんあり、興味深かったです。
  • 始めに研究室に入ってホワイトボードに書いてあった今日の課題を見たときには物理を連想したが、説明を聞いてそれが化学に必要なものだとわかった。実験室に入るとむしろ物理の実験で使いそうな機械が多く、物理と化学の近さがわかった気がする。実験を進めていく中で、今回の内容が非常に小さな、ミクロの世界の話なんだと感じた。イオン化エネルギーの話も出てきたので、より自分の近くに感じられた。光を当ててイオン化エネルギーを測定するのは、大変ではあるが、色々なところで使われているのではと思った。光速の測定では、ナノメートルという細かい数を使って光速を計算したのがすごいと思った。2つの山の間隔から光速を計算したのを見て、とても進んだ方法なんだと感じた。使っていた装置は高価だがよくあるようなものだったので、身近にも感じられた。
  • 分野に分かれてのELCASは今回が初めてだったので、やっと自分が好きに選んだ分野のみを見られると思ってとてもわくわくしていました。初めて見る化学系の実験が物理の内容だったので少し驚きましたが、これからも楽しみにしたいと思います。

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