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平成27年度以前のレポート

化学

化学の2011年1月15日の内容はこちら

実習指導

中井 郁代 (分子分光研究室 助教)

チューター

南部 範行(修士課程1回生)
石野 雄太(学部4回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部6号館5階 化学学生実験室

実習内容

光触媒である二酸化チタンを用いて実験を行った。まず粒径の異なる二酸化チタン微粒子を2種類用意し、それぞれの懸濁液について紫外-可視吸収スペクトルを測定し、バンドギャップと粒径の相関を見た。次にメチレンブルーの吸収スペクトルを指標として、二酸化チタンを触媒とした光反応による有機物の分解を観測した。

二酸化チタンの懸濁液を作成中。この後もう一度薄めて紫外可視吸収スペクトルを測定。
二酸化チタンの懸濁液を作成中。この後もう一度薄めて紫外可視吸収スペクトルを測定。

中井助教による実験の説明
中井助教による実験の説明


メチレンブルー水溶液に二酸化チタンの粉末を入れ紫外光を照射
メチレンブルー水溶液に二酸化チタンの粉末を入れ紫外光を照射


受講生の感想

  • 今日の内容は前よりもわかりやすかった。実験では同じようなことを何度も繰り返して少し疲れた。でも途中から慣れてきて楽しかった。化学反応の時間と濃度のグラフが指数関数になるのはとても興味があり、調べてみたいと思う。
  • 二酸化チタンの反応がここまで素早く起こるとは思いませんでした。二酸化チタンが使われた製品が多い理由がわかりました。分光光度計を初めて使い、その数値の意味を初めて知りました。今後学校でも使えるようになればと思います。
  • 今日は二酸化チタンのバンドギャップの計測とメチレンブルーの分解を実験しました。二酸化チタンは光触媒で、光が当たると有機物を分解するという性質があり、実生活の中でもさまざまなところで活用されているところがとても興味深かったです。実験の中で粒子の大きさの違いで吸収する光の波長が変化する、それは電子の波長が短くなることによるものだとわかってよかった。
  • 光触媒とかいう言葉は耳にしたことはあったけれども、いったい何なのか知らず、今回初めて、少し理解できてよかった。実際に実験をすることで、より理解できた。
  • 今日の実験はメチレンブルーを使った実験できれいだった。それに反応が起こると青色が薄くなっていったのでわかりやすかった。でもその現象の1つ1つにはちゃんとした理由があって今の僕の学力と知識じゃまだ分からないことばかり。いつか学校でより多くのことを学んだら今日の実験データをもう一度見直してみたい。
  • 二酸化チタンが光触媒になることは知っていたけれど、今日の実験で分解するものに、二酸化チタンだけ、または光だけ、という条件では全然分解せず、光と二酸化チタンの両方がなくてはいけねいというのがとても面白いと思いました

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