京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学

化学の2010年11月6日の内容はこちら

実習指導

三木 邦夫 (生物構造化学研究室 教授)
竹田 一旗(生物構造化学研究室 助教)

チューター

相川 佳紀(博士課程1回生)
花園 裕矢(修士課程2回生)

ボランティア

なし

実施場所

生物構造化学研究室

実習内容

始めに、タンパク質の機能と構造、構造決定の手法について概観的な講義を行った。次に、タンパク質の精製と結晶化の実験を見学した。最後にタンパク質結晶の観察と、コンピュータによる分子モデルの操作を行った。

タンパク質精製装置の見学タンパク質精製装置の見学

タンパク質の構造と機能、構造解析法についての講義タンパク質の構造と機能、構造解析法についての講義


タンパク質の立体構造モデリングタンパク質の立体構造モデリング


受講生の感想

  • まだ習っていないことが多くて、難しいこともあったが、酵素やアミノ酸の話は習っていたのでよくわかった。タンパク質がアミノ酸がたくさん結合していることは知っていたが、100〜1000コも結合しているのは知らなかった。また結合しているアミノ酸次第で関与する酵素が多くなるということには驚いた。糖もアミノ酸と同じような結合の仕方をしていたので、脂質についても調べたいと思う。
  • タンパク質の立体構造の見方が分かってよかったです。立体構造を知ることで、あらゆる生体の仕組みを理解することができるのだと知りました。X線やNMRがまた出てきたので、学問は幅広く学ぶことが重要だと思いました。
  • 今回体験させていただく構造生物学は化学というよりも生物よりでしたが、とても興味深いものでした。構造生物学ではタンパク質の形状と働きについて研究をされていて、僕も早く実際に研究をしてみたいです。この構造化学は今までに体験してきたものとは全く違うものなので、本当におもしろかったです。
  • 学校ではほとんど学べないタンパク質について少し分かったような気がし、よかったと思う。分かりにくかったところがたくさんあったが、タンパク質について自分の新しい知識が増えたと思う。タンパク質も、結晶が作れるという話がとても印象的で、実際に顕微鏡をのぞいて観察した結晶がとてもきれいな色でとてもおどろいた。今まで全く知らなかった酵素や医薬品のメカニズムの表面的なことが少し分かり、とても興味深かった。
  • ここは化学の講座だけど今日の話は生物の話で、さらにタンパク質の構造を調べるための方法は物理の技術を使っているので、どの分野もつながっているんだと感じた。
  • 酵素はタンパク質である、という事や遺伝情報の書き換えなどもタンパク質の働きである、とは知っていましたが、ただぼんやりとしたイメージしか持っていなかったので、今日の三木先生の講演がきけたおかげでだいたいわかるようになりました。ですがすごく難しかったです。イメージができるようになっただけでも嬉しかったです。タンパク質は奥が深いなあと思いました。
  • タンパク質という言葉はよく耳にしていたのですが、種類によって様々なはたらきがあること、形の違いなど分かりやすかったです。所々、正直言うと難しくてよく分からないところがあったのですが、結晶を作り、X線を照射し、密度を計算する・・・という手順は講義を聴き、そして実際に見せて頂いたので分かりました。次回、実験を通してもっと理解を深めたいです。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート