京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学

化学の2009年9月19日の内容はこちら

実習指導

吉村洋介講師

チューター

辰巳怜(修士課程2回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部6号館369号室

実習内容

気体の熱伝導と分子運動をテーマに講座を開催した。まずは,熱伝導現象を分子運動論の立場から説明した。特に,分子運動の状態を決定する因子としての温度の重要性を再び指摘した。その後,比較的簡易な実験装置を高校生自身で作成してもらい,それを用いて気体の熱伝導度を調べてもらった。実験の主な目的は,気体の熱伝導度の圧力(密度)依存性や,気体の種類による差異を調べることであった。なお,実験装置に用いたサーミスタは温度計としても用いられるため,その関連として熱電対を用いた温度測定も体験してもらった。

ガスバーナーの炎の温度を熱電対で測定。(1200℃)
ガスバーナーの炎の温度を熱電対で測定。(1200℃)


気体の熱伝導度調査用の実験装置を作成中。
気体の熱伝導度調査用の実験装置を作成中。


実験装置の電気回路の構成に関して白熱した議論を展開する高校生と吉村先生。
実験装置の電気回路の構成に関して白熱した議論を展開する高校生と吉村先生。


受講生の感想

  • 今日の「熱伝導について」は,とても分かりやすくておもしろかったです。今までの熱伝導に関する知識が間違っていたと知り,びっくりしました。実験は成功し,見事にできたグラフを見たら,より一層理解できました。休憩時間には,先生方にいただいたシュークリームを食べながら,メンバーの方々とより仲良くなれました。次回も楽しみです。
  • 今日も実験は失敗してしまった。やはり,教科書に載っているような簡単そうな実験でも,やってみたらかなり難しいということがわかった。失敗して残念だが,次回までにその原因を考えてみたい。
  • まだ高1なので,分からないことや習っていないことがたくさん出てきて,とても難しかったけれど,勉強になりました。シュークリームおいしかったです。
  • 前回休んで心細かったのですが,みんなと話せて良かったです。曖昧にしか分かりませんでしたが,実験の回路を作るのは楽しかったです。家に帰ってから,もう一度理解しようと思います。シュークリームごちそうさまでした。
  • 電気回路の作成がとても難しかったが,何とかうまくできた。しかし,データ処理の点で失敗してしまった。時間があったら,回路の点から見直したい。
  • 今日は初参加でしたが,本当に貴重な体験ができて良かったです。最初の理論から発展していくと,どんどん分からないことが増えてきて大変でしたが,理解できるように帰ってからも色々と調べてみたいと思います。実験装置の回路から手作りしたり,実際にサーミスターや熱電対の性質を体験したり,普段学校ではなかなか体験できないことができたので良かったです。
  • 本日の実験は,私があまり深く掘り下げていない内容だったので,理解できていない所,先生とチューターさんが,丁寧に教えてくれたので,最終的には何とか理解にこぎつけました。でも,すごく実験自体は面白く,好奇心のくすぐられるものばかりで有意義かつ充実した時間を過ごせたと思います。

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