京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学

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実習指導

寺嶋 正秀  (光物理化学研究室 教授)
中曽根 祐介 (光物理化学研究室 助教)

チューター

高門 輝  (光物理化学研究室)
柴田 耕生 (光物理化学研究室)
宝本 俊輝 (光物理化学研究室)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 理学研究科6号館477号室

実習内容

 タンパク質の反応、過渡回折格子法についての講義を行い、光センサータンパク質であるフォトトロピンの光反応の測定を行った。まず可視光領域でのタンパク質の吸収スペクトルを測定した。吸収スペクトルの時間変化から、光励起されたフォトトロピンが暗回復する過程を観測し反応速度を求めた。次に過渡回折格子法の光学系を調整する作業を体験し、フォトトロピンの反応過程を測定した。過渡回折格子法の信号から光励起によるタンパク質構造変化を観測した。

実験内容についての講義
実験内容についての講義

光学系の調整
光学系の調整

実験データの解析
実験データの解析


受講生の感想

  •  これまでで最も難しい内容に感じたが、反応や分析における概念はつかむことができた。また、今回は『分析』が中心となった実習であったので、様々な分野に根を張ったようなことを学べて、とても有意義な時間になったと思う。今回の実習の時間だけで理解しきるのは難しいので、今後の学校での学習や自己学習に並行して、少しずつ確実な理解につなげていきたいと思う。またその逆としても、今回学んだことはこれからの学習において、積極的に応用していこうと思う。
  •  今回は光に反応するタンパク質であるフォトトロピンをもとに、タンパク質の構造変化について学んだ。回折光から信号が伝達できるようなセッティングを体験したが、思った以上に難しく苦戦した。また、回折光を検出するのにかなりの機器が必要であることに驚いた。構造変化を知りたい→干渉光を利用しよう→屈折を利用しよう→回折光解析という流れにも驚いた。身近なタンパク質への見方が変わった。
  •  いろいろな働きをする蛋白質の中でも光センサー蛋白質をレーザー分光法を用いて性質を調べさせていただきましたが、今回使った装置も複雑で細かいし、反応速度も非常に短いのでとても繊細な実験だと思いました。
  •  今回は物理化学の内容で、難しくて理解があいまいなところや、知らないような言葉や式もあり、あまり理解できてないまま実験を行って少し勉強不足だったと思いました。実験では扱ったことのない機材のセットをしてみましたが、なかなかあわせるのが難しく、苦戦しました。あまり理解はできませんでしたが、普段あまりできない体験をすることができたのでよかったと思いました。
  •  本日は大切貴重な体験をさせていただきありがとうございました。なかなか自分には理解に及ばなかったことが多かったと思いますが、わかりやすく、1つ1つ教えていただいたので、理解できなくても楽しい時間となったと思います。いただいた資料などももとにさらにできるだけ理解を深めたいと思っています。特に、私たちによりそって教えて下されたので、楽しく過ごせたのだとも思います。本日は本当にありがとうございました。
  •  学校では物理も化学も専攻しているけれど、物理は少し苦手で今回の講義も苦戦しました。レーザーを実験に扱ったことはもちろん一度もなかったし、まして角度を調節したことが無かったので、とても難しく不安だったけれど、画面に変化が出て角度を合わせられたときは、とても嬉しかったです。

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