京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

化学2

化学2の2010年10月16日の内容はこちら

実習指導

武田和行 (分子構造化学 講師)

チューター

土井崇嗣(修士課程2回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部6号館377号室

実習内容

最初の1時間は、前回の復習として核磁気共鳴の基礎について、もう一度講義を行った。その後、各自でプローブ作りを体験した。具体的には、コイルを手巻きし、そのコイルとコンデンサを基板上にはんだ付けした。そして基盤をプローブに取り付け、測定試料をセットし、共鳴周波数のチューニングをとった後、磁場中心にセットして測定を行った。そこで得られたスペクトルを元に、今回の測定結果について考察を行った。

プローブを磁場の中心にセットする。プローブを磁場の中心にセットする。

基板上にコイルをはんだ付けする様子。基板上にコイルをはんだ付けする様子。


各サンプルから得られたスペクトルの考察を行った。  各サンプルから得られたスペクトルの考察を行った。

       


受講生の感想

  • 今まで自分たちがやってきた実験とは異なり、一つ一つの作業過程に重要な意味があり、それを自分たちで行ったので、さまざまなことが体験できてとても面白かった。また他のいろいろな物質でも測定を行ってみたいと思った。
  • 自分たちが巻いたコイルを使って、こんなにきれいなスペクトルデータが得られて、とても驚いた。今回僕が測定した試料では、各ピークの化学シフトが非常に近かったため、重なって見えたのが興味深かった。このスペクトルを分離するためには、より精密に実験を行わなければいけないそうで、正確なデータを得るためには努力をしなければいけないのだと思った。
  • 今回は実験をただ行うだけでなく、実験装置を自分たちで作るところからできたため、いろいろな経験ができてよかったです。実験結果はデータベースのものにくらべて少し荒かったけれども、自分たちでスペクトルを得られてよかったです。
  • 今日は実験装置作りにガラス細工やはんだ付けを行ったのがとても面白かった。特にガラス細工では自分たちで試験管を作ったが、普段学校では用意された試験管を使うため、非常に新鮮だった。はんだ付けも難しかったが、次の機会にはうまくできるように練習しておきたい。

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