京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

地球環境学Ⅰ

地球環境学Ⅰの2015年12月19日の内容はこちら



実習指導

舟川晋也  (地球環境学堂舟川研究室 教授)
渡邉 哲弘  (地球環境学堂舟川研究室 助教)

チューター

浅川 翔太 (地球環境学堂舟川研究室)
Napakod Sangsompaisarn (地球環境学堂舟川研究室)
藤井 富秀 (地球環境学堂舟川研究室) 

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 北部構内 農学部総合館舟川研究室 

実習内容

前回農家や演習林で採取した土壌から水蒸気蒸留でホウ酸溶液に硝酸・アンモニアを抽出し、塩酸溶液で滴定する。含まれている無機窒素の濃度の違いから各土壌のプロファイルを比較する。

土壌懸濁液の濾過
土壌懸濁液の濾過

試料液の水蒸気蒸留
試料液の水蒸気蒸留

塩酸溶液を用いた試料液の滴定
塩酸溶液を用いた試料液の滴定


受講生の感想

  •  窒素の循環について新しく知ることができた。NH3やNO3-の量でその土地の肥料の有無を知れた。窒素の過剰な問題が解決されることを願う。
  •  今回、初めて土壌の無機態窒素の分量測定をしました。今まで、無機態窒素という言葉も知らなかったし、窒素といっても、大気中(空気中)にある窒素しか知りませんでした。しかし、今回農家で植物の栽培などに窒素を使うと知りました。また、赤潮やアオコの原因が窒素であり、地球に関する温暖化など、多くに窒素が関係していると思いました。そして、土といっても、農地と山で違うとわかりました。学校の地理の授業で、世界の地域で土が異なるということは習っていたので知っていたけど、日本のそれも京都でも違うと知りました。アンモニアや硝酸量が違ったので、どういう場所が多く、どういう場所が少ないかを知りたいと思いました。
  •  土を知る実験ということで前回休んでいたのでどのようなことをするのかあまりわからなかったのですが生物で学んでいる窒素固定や窒素同化を使い土について考えていて、授業でやっていることはこのような形で使われているのだなと思い驚いたとともに、知識同士が繋がった感じがしました。さらに、蒸留とはいえ、使う器具、薬品、原理などは普段から知っているようなものより高度で大変でした。現在の農業においての課題などにも関連していて新しい知識がさらに増えてよかったです。遠心分離せずに濾過をいきなり行ったので、濾過するのに2〜3時間かかってしまったのが少しロスでした。
  •  土壌に含まれる無機態窒素の量を測定した。見たことのない装置だったが、どこで何が起こっているのかをきちんと理解することができた。化学で得た知識を多く活用しているという感じがして、とても楽しかった。滴定実験は、注意深くしないとすぐに色が変化してしまうので難しかったけれど、よく行われるものだから慣れていけたらいいなと思った。データを比較するのが楽しみだ。
  •  土壌中の窒素を測定する実験を行った。蒸留や滴定はやったことがなかったので、実験をしていて楽しかった。学校では行わないような実験をすることができて貴重な体験ができた。
  •  今回は、ガスバーナーで加熱したり、滴定をしたりと、自分が実験らしいと思った実験でした。特に滴定は初めて体験したので、思うように溶液を少しずつ出すことができず苦戦しました。

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