京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

地球環境学Ⅱ

地球環境学Ⅱの2015年12月19日の内容はこちら


実習指導

宮下 英明  (宮下研究室 教授)
神川 龍馬  (宮下研究室 助教)

チューター

荒谷 彰吾  (宮下研究室)
武藤 清明  (宮下研究室)
今城 葉月  (宮下研究室)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 吉田南2号館2階生物実習室2

実習内容

前回開始した通気培養について、TAが経時的に測定した濁度の結果を基に、生育曲線を作成した。また培養後に回収・凍結乾燥した藻体を秤量し、50Lの石油を得るために必要な藻類の培養液量を試算した。培養後の細胞をナイルレッドによって染色し、油滴の蓄積を確認した。

講義風景。
講義風景

 乾燥藻体の秤量の様子。
乾燥藻体の秤量の様子

顕微鏡の観察様子
顕微鏡観察の様子


受講生の感想

  •  今日、培養して油を貯めている細胞を見たが、しっかりとたまっていて、ナイルレッドを使用して、綺麗に光っているのが見えてよかった。
  •  Semi Logグラフは初めて使ったのでとまどったけど、便利なものであるということが分かってよかったです。微細藻類から実際に使える油を取り出すのは難しいことが分かりました。
  •  微生物が油を貯めているのが顕微鏡で観察してよく見れました。培養する前では何もなかったのにしっかる油を貯めてくれていたのが妙にうれしかったです。蛍光顕微鏡で立体的な風に見れたのも面白かったです。油を得るために大量の培養液が必要だと計算して、分かって、やっぱりクリーンなエネルギーを作るのは簡単ではないんだなと思ったけれど、だからこそこれから研究を進めていくべき分野なのだなと思いました。
  •  秤量の計算をしてみて今回使ったものだと車1台に対して平均約150kLも必要だというのは驚きだった。それを培養するのにプール7,8倍の面積がいるというのは少し現実化するのは難しいけど、実現できたらどれだけの影響があるんだろうと期待が膨らみました。自分の培養した細胞にすごい油をためているのが分かったので面白かった。
  •  計算によって燃料を作るのにどれだけの培養液が必要なのかを知った。その際、光量は当て方により対応できるが培養液の量はどうにもならない。そこで効率の良い培養液の作成が求められる。
  •  生育曲線の作成と秤量と計算が難しかったのであまり作業が進むことができなかったけど、遅くてもできるととてもうれしかった。細胞の観察は蛍光試薬を使って観察して、とてもおもしろい反応が見ることができたので良かったです。
  •  計算によって求めた値によると、50Lの燃料をつくのには150kL分も微細藻類を培養しなければいけないようだ。微細藻類の実用化は思っていたよりも難しいということが分かった。今回私が観察したSap08は結構油を貯めているように思えたが、まだ不十分なのだろう…。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート