京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

地球環境学Ⅱ

地球環境学Ⅱの2016年1月23日の内容はこちら



実習指導

高岡 昌樹 (環境デザイン工学講座 教授)
大下 和徹 (環境デザイン工学講座 准教授)
藤森 崇  (環境デザイン工学講座 助教)

チューター

Yhaya Mahzoon  (環境デザイン工学講座 博士1回生)
植浦 大樹 (環境デザイン工学講座 修士1回生)

ボランティア

塩田 憲治 (環境デザイン工学講座 技術専門職員)

実施場所

桂キャンパス Cクラスター1-3

実習内容

 我が国でも最も発生量の多い産業廃棄物の一つである下水汚泥を対象に、その発生量や、発生プロセス、一般的な性状について学び、実際に日本全国から集めてきた種々の脱水汚泥の性状を分析する。

乾燥後の下水汚泥の重量を測定する
乾燥後の下水汚泥の重量を測定する

XRF測定用の試料キャップにサンプルを詰める
XRF測定用の試料キャップにサンプルを詰める

試料キャップをプレス機を用いて圧縮成型し、XRF測定用のディスクを作る
試料キャップをプレス機を用いて圧縮成型し、XRF測定用のディスクを作る


受講生の感想

  •  今日、前回調べてなかった分を調べ、全部いい感じの値になってよかった。土地によって低位発熱量がかなり違ったのが予想以上だった。取り出せるエネルギーは少ないけれど、汚泥も今の日本にとって無駄にできない物だなと思った。
  •  今回は少しデータ処理に手こずってしまいました。最近はあの精密な天秤で重さをはかることに慣れてしまったのが不思議です。いよいよレポートを書かないといけなくなり緊張しますが頑張りたいと思います。
  •  先週来ていなかったので全部の実験が出来たわけではないのですが、機械を使って測定したり、貴重な体験が出来ました。X線を当てて分析する機会では、波の波長の違いなどによって原子の種類を判別していることがわかりました。光の回折などについては学校で少しさわったくらいですが、それがこういった大学の研究にもつながっているというのが感慨深かったです。
  •  CHNの測定や、発熱量を実験する時にわずか2mgまでの超精密なてんびんを使うのはとても緊張したけれど、使ってみてすごいと思ったし、楽しかったです。また、なぜ2mgしか汚泥を入れないのかなど、いろいろなことを聞けて興味深かったです。特に最後に聞いた、石油の産出国の方の国でも今、グリーンエネルギーに注目しているという話は知らないことばかりだったので、とても面白かったです。
  •  最近学校で習ったことを利用した装置がたくさん見られておもしろかった。XRFを使う時に、資料をよく乾燥させておかないといけない理由が、「それほどエネルギーの高くないX線を照射させる際、気圧が低くなければうまく照射できず、水分が少しでもあれば、それが気体となり気圧が高くなってしまうから」ということであると分かった。また、灰を融かして温度を1000℃近くまでにするというのが、日本特有の技術であるのをすごいと思った。
  •  汚泥中固形分のCHN測定と汚泥中固形分の発熱量測定がとてもおもしろくて、測定するための機械も、とてもおもしろくて興味深かったです。データ整理で、低位発熱量などの計算がとても難しかったです。
  •  前回と今回で測定した値を使って、全体あたりの低位発熱量まで計算で求めることができました。果たして1.2MJ/kgというのが一体どれくらいのものなのかあまりピンときていませんが、汚泥からエネルギーを取り出せるということは実感することができました。最終発表会でこの実習の発表の担当になっているので、頑張ります。

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