京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

地球環境学

地球環境学の2015年1月10日の内容はこちら

実習指導

舟川 晋也  (地球環境学堂 教授)

チューター

Tran Nguyen Quynh Anh  (地球環境学舎 博士2年)
藤井 富秀  (総合人間学部 学部3年)

ボランティア

須々田 匠  (地球環境学堂 修士1年)
渡辺 伸一  (同 修士1年)

実施場所

吉田キャンパス吉田南共南梶井研究室

実習内容

エアロゾル生成チャンバーに揮発性有機化合物(α-ピネン、ミカンの皮由来の成分、アロマオイルなど)とオゾンを封入し、レーザー光を用いてエアロゾルの数の測定を行う。また、ガスクロマトグラフィーを用いてアロマオイルの成分分析を行う。

エアロゾル生成チャンバーについて説明する井田研究員
エアロゾル生成チャンバーについて説明する井田研究員

ミカンの皮から揮発性有機化合物 となる部分を集める作業
ミカンの皮から揮発性有機化合物
となる部分を集める作業


ガスクロマトグラフィーについて説明する井田研究員とSathiyamurthiさん
ガスクロマトグラフィーについて説明する井田研究員とSathiyamurthiさん


受講生の感想

  • エアロゾルを視覚的に観測する事ができ、非常に興味深かったです。レーザー光が徐々に見やすくなることでエアロゾルの生成が進んだことを確認出来たり、VOCによってレーザー光の見える強さが違い、エアロゾルの生成に違いがあることが目でも分かったりして理解が深まりました。VOCによってエアロゾルの生成の速度が違うというのはなかなかおもしろくて、いろいろな種類のものが見れてよかったです。また、梶井教授が大気汚染についても実験とともに説明してくださり、大気汚染もこんな感じの視界でどうしてそうなるのかと理解ができ、もっと知りたいと思いました。計算問題は知識不足から自力で解ききれなかったのでもっと自分でも勉強していこうと思いました。貴重な実験ができてとてもいい経験になりました。
  • 自分が考えもしなかった日常でのVOC発生源があり、それとオゾンが反応してエアロゾルという大気汚染物質ができる。そんなスケールの大きい興味深い話を危機、とても楽しい4時間だった。また、アロマのような、人間にとっても良い面だけを持つ物が存在すると考えていたが、そうでないことを知り、驚いた。
  • エアロゾルをレーザーによって観察するのが楽しかった。みかんでもちゃんと確認出来たのはすごいと思う。このことから色んな物質がオゾンと反応して、エアロゾルを生み出す可能性があると考えると、自分たちの考えが及ばない範囲でエアロゾルが生まれているかもしれないと思った。計算によってα-ピネンの量を求めるのはPV=nRTという式が分からなくて苦戦したがとても面白かった。自力で計算できるようにしておきたいと思う。
  • PM2.5など、今、社会で大きな問題になっている環境問題の原因物質であるエアロゾルは身近なものからも排出されるということを実験を通して知る事ができてよかったです。また、授業で習ったことがらを使って実験の計算をすることができて感動しました。(計算ミスしましたが・・・。)VOCという普段は聞き慣れないものは自分たちの周りにあふれていて、オゾンと反応する事で、身体に悪影響を及ぼすかもしれないということを実感した一日でした。まだまだ、未解明のことが多いということなので、自主的に調べたりして、知識を貯えたいです。
  • 1つ前の回の体験コースでチャンバーを見せてもらい、使い方を教えてもらいました。その時はよく分からないまま終えたけど、今日実際に実験をしてみて、使い方などをしっかりと理解出来ました。初めて、白衣を着て、保護眼鏡を装着して、良い経験になって楽しかったです。先生にかいて頂いた図や式も最初はとても難しかったけど、最終的に全体の流れを把握したことで理解できた良かったです。ありがとうございました。次回もお願いします!!
  • 前回は休んでしまったので、今回が初めての体験でした。コロイド水溶液のチンダル現象は見たことがあったのですが、エアロゾルの実験は大掛かりで、見たことのない機器がたくさんあり、興奮しました。考察についても自分なりにがんばりたいと思います。
  • 今回、途中から参加して分からないところも多かったけど、様々な観測をすることができて、とてもたのしかったです。中でも、自分たちでつぶしたミカンの皮の一部をエアロゾル測定装置に入れて、観測したのが、とても興味深かったです。ミカンが虫に食べられないように、虫が嫌うような物質を出して、それを周りの木も同じように出すということを初めて聞いて、面白かったです。また、自分がいいと思っていたアロマオイルが身体に悪影響を与える可能性があるというお話はこれから参考にしようと思いました。オゾンについて考えるいい機会になりました。ありがとうございました。
  • VOCというと、今までのご講義の内容等のイメージから、植物や人工物、特に石油などのイメージがあったのですが、消臭剤や芳香剤、アロマオイルなどもあてはまる、ということが印象に残りました。よく私たちが日々、何気なくつかっているものからも、粒子ができていることに改めて驚きました。これが身体に影響があるかどうか、はっきりしていないのにごくごく普通に使用されていると考えると、少し現代社会は考えが甘いのかとも思いました。どんな物質がどんな粒子を作成するのか、興味を持ちました。また、時々発令される「PM2.5注意報」はどうやって測っているのか疑問だったので、すっきりしました。中国の大気汚染などがよく取り上げられていますが、これから向き合っていくべき問題になると改めて感じました。実験はすごく楽しかったです。
  • 身近なものからエアロゾルがつくられていることを知って驚いた。実験内容が難しくて理解しきれない部分がたくさんあったので、自分で調べたり、人に聞いたりして補っていこうと思った。エアロゾル量の計算はPV=nRTのnが何を意味しているのかわからなくて、それ以上計算できなかった。難しかった!!

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