京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

地球環境学Ⅰ

地球環境学Ⅰの2016年1月9日の内容はこちら



実習指導

舟川 晋也  (地球環境学堂梶井研究室 教授)
渡邉 哲弘  (地球環境学堂梶井研究室 助教)

チューター

岸本 伊織 (人間環境学研究科梶井研究室)
伊東 賢介 (人間環境学研究科梶井研究室)
藤井 富秀  (総合人間学部梶井研究室)

ボランティア

鶴丸 央  地球環境学堂梶井研究室)

実施場所

吉田キャンパス 北部構内 農学部総合館舟川研究室 

実習内容

エアロゾルについての講義を行ったのち、エアロゾル生成実験を行った。
具体的な実験内容としては、
1. NOの減衰を追跡することによるガスチャンバーの希釈率の時系列推移測定
2. スチレンにO3を添加することによるチャンバー内で生成したエアロゾル粒子数の時系列推移測定
の二つである。
その後、実験2.のデータを1.のデータで補正することによって、希釈による減衰の影響を考慮したエアロゾル生成の時系列変化を求めた。

実験のデータ解析
エアロゾルについての解説

生成したエアロゾルのレーザーを使った確認の様子
生成したエアロゾルのレーザーを使った確認の様子

エアロゾルについての解説
実験のデータ解析


受講生の感想

  •  エアロゾルの生成の実験を行った、O3によってNOが反応してエアロゾルができるとは知らなかったので、驚いた。また、このような実験は学校などではやらない実験なので、貴重な体験ができた。実験を行っていて楽しかった。
  •  エアロゾル生成チャンバーで、スチレン由来のエアロゾルを測定しましたが、その前段階としてNOを使って希釈効果を測定したりと大変でした。当初は目的がわからず混乱しましたが、質問に丁寧に答えてくださったので、興味深く実験ができました。コードをたどって、装置がどういう構造になっているのか確かめるのが楽しかったです。来週はレーザー光が散乱するのが見えるとのことで、今から楽しみです。ありがとうございました。
  •  エアロゾルという単語を初めて聞きました。エアロゾル生成測定では、実験装置の仕組みや希釈補正関数の重要性などもよくわかった。生成する粒子の様子は直接見てもわからないけれど、グラフに点がプロットされていくのを見て粒子数がとても多く驚きました。レーザー光線が見えなかったのが残念です。エクセルでグラフを出してみると、とても綺麗だったことにも驚きました。
  •  地球環境学の実習も終盤になって、地球環境に関することについて多くのことを学んできて、地球環境を知るために様々な観点から掘り進めていくことのおもしろさを知りました。この大気の実習もしっかり考察して、合宿のときにいい発表ができるようにまとめておきたいと思いました。実験に関して質問をしたら丁寧に教えていただいたり、また、わからないことがないか聞いていただいたり、合間にいろんなことを教えていただいて有意義な実習時間でした。
  •  地球環境について大きく関わりのあるエアロゾルの生成や仕組みについて簡単に知ることができた。次回では物質によってのエアロゾルの量や反応速度、大きさなどを比較できるので期待したい。
  •  最近ニュースの大気汚染の場面でよく耳にするPM2.5は必ずしも石炭だけでなはなく、植物からも出ていることがわかった。また、地球の温暖化などにも関わっていることがわかった。
  •  今日ははじめてエアロゾルの生成をしました。エアロゾルの実験をするのに希釈実験をしなくてはならないことに驚きました。単純に実験といっても、実験のための実験が必要だとわかりました。今回の実験で、エアロゾルの粒子の散乱しか見えなかったのが残念でしたが、エアロゾルとコロイド溶液が少し似ているのかなと思いました。
  •  エアロゾルを測定する準備としての実験で、簡単な計算で求められる理論値を使わずに、わざわざ実際に実験して求めることに驚いた。また、NOx計という1つの装置のような複数の機構を持つ装置を初めて見れてよかった。

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