京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

天文

天文の2010年10月2日の内容はこちら

実習指導

野上 大作 (天文台 助教)

チューター

前原 裕之(教務補佐員)
志達めぐみ(修士課程1回生)

ボランティア

なし

実施場所

花山天文台

実習内容

前回の実習で撮像・一次処理した散開星団M52の画像に写った、星団内の75個の星のB,V,Ic バンドでの等級を求めた。その測光データを用いて色等級図を作成した。

コンピューターを使って星の明るさを計算コンピューターを使って星の明るさを計算

前回の実習で作成したM52の画像で星の位置を確認前回の実習で作成したM52の画像で星の位置を確認


各々が分担して求めた星の等級データをまとめ、色等級図を作成。各々が分担して求めた星の等級データをまとめ、色等級図を作成。 


受講生の感想

  • 今回は V・B・Ic のそれぞれについて、星の等級を出しました。
    ベガを基準にしているため、それぞれの波長における0等級が光の強さで考えると一致しないということを初めて知ったので、それがとても印象に残っています。また等級は対数で表されるということも知りました。これまで1等級が上がるごとになぜ光の強さの変化のしかたが増加するのか疑問に思っていたので、その疑問が解消されて良かったです。
    次の天文台での実習では、星の距離を実際に考えていくということなので、とても楽しみにしています。
    ありがとうございました。
  • 測光する際に使った xgterm の中で、入力ミスも特になく最終結果の誤差も小規模に抑えこめたので良かった。実験結果のグラフがHR図のモデルと同じだったので嬉しかった。また、グラフ上から赤色巨星の存在も確認することができてよかったと思う。
  • やはりパソコンを使っていたので、ミスがいくつもありましたが、まあ、うまくできたのでよかったと考えています。
    V・B・Ic を入れ込む事でグラフの形が変化した事には驚きでした。星の明るさは6等まであり、ヴェガが基準でしたが、6~5等で2.5倍の違いがあるという事は初めて知りました。また、光の測光方法には2種類あり、アパーチャ測光、PSF測光で「機械等級」を測定することができて、明るさが分かっている星を比較して測定して実際の明るさを出していることは初めて知りました。また、対数で等級を表せる事ができる事も初めて知って驚きでした。次の天文の実習ではいろんな星と地球からの距離はどれくらいか知れたらいいと考えています。
  • 今回は、前回の天文台での実習の続きで星の明るさを調べました。前回撮った写真に写っているたくさんの星から、指定された星を選んで明るさを測るというのは、細かくて大変な作業でしたが、やりがいがありました。
    星の明るさを測るといっても、色々な方法があるんだなぁと思い、また今まで星の明るさを測るなんていうことは体験したことがなかったので、すごく新鮮でした。相変わらずなPC作業ですが、それがまた科学を本当にしているという感じがします。
    最後に、測った値から星の性質の違いなどの説明をうけた時に「なるほど」と思いました。今回は、PCでの作業だけでしたが、それがまた本当の天文台での仕事なんだろうなあと実感することができました。
    本日もありがとうございました。
  • 星の明るさを求めたりするのはすごく難しいと思っていたけれど、すべてコンピューターが測ってくれるとわかり、少し安心しました。また、コンピューターの技術に感動しました。この前のときはよくわからなかった明るさと距離のことが、今日の活動でくわしく理解できてすごくうれしかったです。
    明るさを求めるのに、円の半径を先に求めてから意味の分からない文字を打ちこむだけで、地球にいる私たちとはかなり遠い星の明るさがわかるとは、本当にすごいと思います。1個1個の星を測って、それをグラフにするために別のファイルに手動で移すのが一番たいへんでした。1個の星だと思っていたら、重なる星だったり、星が多すぎてどれが求めている星なのかと考えこんだり、スムーズに進まない作業でした。でも、できあがってみんなの結果をまとめたグラフを見たら、感動と達成感がすごかったです。
    今日は楽しかったです。ありがとうございました。
  • 等級は数字が小さいほど明るいので、ややこしいです。でも、古代ギリシャの時代から使われていると聞いて、すごいことだと思いました。それに、今学校で習っている対数 log と関係しているので、数学をもっとがんばろうと思いました。自分の好きな分野に関係があることだと知って、やる気が出ました。
    今回はアパーチャ測光で、前回に作っておいた写真を使って光の明るさを調べたけど、パソコンは本当に便利だと思わされました。もっと難しい作業を何回もくり返すのかと想像していましたが、意外とグラフもすぐできました。グラフができあがったとき、プリントのグラフと比べて、感動でした。
    次回は今日作ったデータをもとに、いよいよ距離を出すらしいので、めちゃめちゃ楽しみです。面接のときに私が言い出したことなので、ちゃんとしたデータが出せたらいいなと思います。
  • 前よりは、何をしているのか結構分かってきて、明るさを出している時に、画像の見ためが大きい星はその通り数字でも明るく出てたけど、時々、この星は少し暗いかなと思うものでも、明るいのもあったりして驚くこともあった。星を一つずつ見つけていくのが、少し大変でした。
    次は、ついに距離を測っていくらしいので楽しみです。

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