京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

天文

天文の2010年9月4日の内容はこちら

実習指導

野上大作 (附属天文台 助教)

チューター

前原 裕之(教務補佐員)  
志達 めぐみ(修士課程1回生)

ボランティア

なし

実施場所

花山天文台

実習内容

花山天文台に宿泊して、散開星団のM52をB,V,Icの3種類のフィルターを使って撮像した。その後、撮像した画像を一次処理し、次回以降の解析で使用する画像の作成を行った。

このほかに、花山天文台のさまざまな望遠鏡の見学や45cm屈折望遠鏡での木星の観望も行った。

 45cm望遠鏡で木星を観望。 45cm望遠鏡で木星を観望。

望遠鏡を使って天体(M52)の画像を撮像。望遠鏡を使って天体(M52)の画像を撮像。


撮影した画像をコンピューターを使って一次処理を行い、解析に使用する画像を作成。撮影した画像をコンピューターを使って一次処理を行い、解析に使用する画像を作成。


受講生の感想

  • 今回の天文分野の体験学習コースで最も印象に残ったのはM52の観測でした。僕がこれまで持っていた天体観測のイメージはレンズを覗きつつ主導で望遠鏡を動かすというものでしたが、今回の観測ではすべてコンピューターによる制御で、しかも解析もコンピューターで行うという点で、いままでの自分のイメージとは違って驚きました。天文学と云ってもコンピューターが中心的役割をはたしているんだなあと思い、コンピューターの重要性がよくわかりました。天文学に限らず、理系でコンピューターは不可欠だと思うので、しっかりコンピューターについても学び、使いこなせるようになる必要があると実感しました。
    また、実際に天文台で木星の観察もさせていただきました。僕にとっては天文台での観測は初の体験であるとともに、木星を見るのも初めてでした。衛星や木製の縞模様まで見られて本当によかったです。
    その他、研究者の方や大学院生の方から聞いた話で印象に残ったものがあります。それは英語が重要であると云うことです。僕はそれほど英語が得意ではありませんが、理系の世界では論文の読み書きはすべて英語だという話を聞いて、研究者を志すなら、英語を母国語のように使いこなせないといけないなと強く思いました。
    僕は京都はよく訪れますが、なかなか天文台に訪れる機会はないので、今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。
  • 望遠鏡などを実際に見て、自分で覗いて、そしてそのデータ解析、本当に貴重な体験をさせていただきました。
    あの望遠鏡はとても大きく古いのみ、まだ使えるなんてすごいなとびっくりしました。階段をのぼるのが怖く、体ががちがちでしたが、きれいな木星と衛星が見えた瞬間は感激でした。
    データ解析は私はパソコンが苦手なので、少し苦しかったですが、本当の科学者はこういう作業がほんだと聞き、現実はきびしいなと思いました。でもノイズなどを除いていくときれいな星の写真があらわれ、何度も難しい数式を打ち込んだかいがありました。
    第一回目の体験学習コースは、大変濃く充実した内容でした。みんなとも仲良くなれて、楽しかったです。ありがとうございました。
  • 今回は第一回ということでどんなことをやらしてもらえるのかとわくわくしていました。まさかあんなに夜遅くまで内容の詰まったものだとは予想していませんでした。
    初めてあんなに精密な機械を使った観測ができて楽しかったですし、良い経験になりました。これからもこんな感じの入込んだ内容だと思うとわくわくします。
    今日は夜遅くまでかかって大変でしたけど、やりがいのある楽しいプログラムでした。次回も楽しみにしています。
  • 花山天文台へやってきました。初めに施設見学をして、すべてにおいてことがダイナミックで感動した。昔のものが残っていたから、人間の知恵にも感動した。
    実際に外での観測は割と簡単なものだったが、その画像の処理が今までしたことのない感じでとても苦労したというか難しかった。
    木星を見たことはすごく思い出になった。衛星まで見えてすごくうれしかった。
    夕食のとき、いろいろな話を聞くことができてよかったです。
  • 今回の体験学習から、まず天体観測からフィルターが違うと見え方が違うということと、10秒、20秒、30秒、60秒で測ることで見え方が変わってくるということを知りました。
    また、先生の話からブラックホールが噴射するガスが光速を超えているように見えるが、実は超えていないという話は驚きでした。
    他には様々な体験をたくさんさせていただきました(流れ星が見えたり、野生のフクロウを初めて見たり、木星や3つのガリレオ衛星を見ることができた)。
    また次の観測のときに一生に一度しかできない体験ができたらいいなと考えたりしました。
    その後のパソコンを使った作業はとても目が痛くなりましたが、観測した写真の違い等を見ることができ、素晴らしい体験をできてよかったと思いました。
  • 今日はいきなり合宿でしたが、45cm望遠鏡での木星の観測はよく見えて感動しました。
    星団の観測後の解析は想像を超えるしんどさでしたが、それだけに最後に完成した時は達成感がありました。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート