京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

天文

天文の2009年10月17日の内容はこちら

実習指導

野上大作助教

チューター

大辻賢一(博士課程2回生)
阿南徹(修士課程2回生)

ボランティア

なし

実施場所

花山天文台

実習内容

太陽赤道東西の太陽縁のスペクトルを花山天文台太陽館で観測し、太陽光球起源の鉄吸収線(6302.499Å)のドップラー効果による波長のずれを測定し太陽の自転速度を調べる。 今回は曇りだったため前回のデータを用いて解析した。

プログラミング言語IDLを使ってスペクトル解析
プログラミング言語IDLを使ってスペクトル解析


みんな真剣
みんな真剣


定規を使って鉄吸収線の本来の波長からのずれを調べた
定規を使って鉄吸収線の本来の波長からのずれを調べた


受講生の感想

  • 太陽の自転速度を求めるというテーマで、太陽のスペクトルのデータの解析をしました。今まで太陽が自転しているなんてこともあまり知らなかったのですけど、太陽の光を観測するだけで、どんなふるまいをするのか、ということまで分かると知ってとても驚きました。天文学のすごさを知るとともに、自分達が観測したデータを使って自転速度が求められた時はすごいうれしかったので、天文を研究することの楽しさの一端にでも触れられたような気がします。
  • 天気が悪く実際に太陽が観測できなかったのが、少し残念だった。太陽のスペクトルの色にはやはり炎色反応が若干関係しているのだと分かりすっきりした。質問に非常に丁寧に答えて下さり嬉しかった。光のドップラー効果の計算は少々難しかった。もっと数学を勉強しようと反省した。計算には太陽の「重力赤方偏移」や「地球の自転によるドップラー効果」などといった要因も考えなくてはいけないというのが大変だと思った。光の波長が長いのが赤、短いのが青だからそれにちなんでグラフが左に行くのを Blue Shift,右の行くのを Red Shiftと呼ぶというのが面白かった。次回はELCAS全体での宿泊でしかもプレゼンテーション等があるそうで少し心配であるが、せっかくの機会なので楽しみたいと思う。

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