京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

天文

天文の2010年12月18日の内容はこちら

実習指導

野上 大作(理学研究科附属天文台、助教)
石井 貴子(研究員)

チューター

なし

ボランティア

なし

実施場所

花山天文台

実習内容

花山天文台太陽館シーロスタット望遠鏡で太陽自転速度測定用データを取得し、その解析の概要の説明および実際の解析の導入部分を行った。初めに、シーロスタット望遠鏡と分光器の説明を行った。実習開始時には曇っていたが、途中晴れ間もあり、太陽像やスペクトルをみることができた。分光した光が色によって明るさが違うことを実際に目で確認して、9-11月の恒星観測実習(星の各色による明るさの違いから温度が分かる)との関連についても説明した。太陽の東の縁と西の縁の分光スペクトルデータを取得し、自転速度の測定方法の概略を説明した。時間の都合上、測定については十分にできなかったため、次回、より詳しい説明と実際の測定を行う予定である。

光路の確認(一面鏡から焦点面がみえるようすを観察)光路の確認(一面鏡から焦点面がみえるようすを観察)

シーロスタット望遠鏡の説明シーロスタット望遠鏡の説明


太陽自転速度を測定太陽自転速度を測定


受講生の感想

  • 今日は太陽観測の実習でした。あいにくの曇りで、観測できるか不安でしたが、晴れ間があって何とか観測することができました。まず、太陽のスペクトルを見ました。教科書でも何度か見たことはありましたが、実際に見たことはあまりなかったので、良い機会になりました。それから、カメラで太陽の東側と西側を撮影し、計算によって自転速度を求めようとしましたが、ドップラー効果など、あまり詳しく知らない内容もあって、難しく、中途半端に終わってしまいました。「吸収線」という言葉も出てきましたが、これもよく分からなかったので、家で調べたいと思います。次回もまたがんばりたいと思います。ありがとうございました。
  • 天候が不安定で、太陽の観測が大変でした。それでも、太陽光と分光した色を観察したときは、想像以上の鮮やかさに驚かされました。今回は時間が足りなくて波長の割り出しまでしかできませんでしたが、それなりに上手く計算できたと思います。次回の観測日は晴れてほしいです。
  • 太陽の黒点はなかったですが、太陽の観測ができたのでとてもよかったと考えています。分光された光は緑や黄がとても明るく、紫が暗いという事が分かりました。しかし、太陽の波長はあまり理解できなくて少し悲しかったです。7色に変わる光はとても美しくて神秘的だと感じました。次回は太陽の波長を理解したいと考えました。
  • 太陽の観測は天候に左右されてとても難しかった。でも、太陽の光を待っている時間も色々なことを教えてもらって、すごく有意義で楽しい時間だった。太陽の自転の速度を求めるのは、時間が足りず、最後までできなかったが、次回が楽しみになった。
  • 今日は花山天文台で太陽観測の実習をしました。ですが、あいにくの悪天候で観測中も頻繁に太陽がかげってしまい、中々できず大変でした。ですが、太陽がきちんと出ている時には太陽光を使って光の分光を見たり、色をピックアップして色をのものを観察することができて良かったです。光の色は想像以上の鮮やかさで感動しました。その後は、波長の計算をしたりしました。次回丁寧にするのが楽しみです。今回もありがとうございました。
  • 太陽を観測するのは人生で初めての経験だったので、すごく新鮮だった。太陽の光を細かく傷をつけたガラスで分けると、あんなにも”想像以上の鮮やかさ”で色が分かれていてすごくきれいだった。個人的には青色が一番好きだなと思う。メガネをして紫色を見ると、まったく見えなかった。やはり、紫外線を含んでいて、メガネはUVカットをしているんだなとわかった。太陽が端から端まで2分くらいで移動することも初めて知って感動した。でも、太陽の吸収線の波長のしかたがいまいちよくわからなかった。>_<。次回で理解したい!!
  • 太陽の分光観測で見た虹色の光の帯がとてもきれいでした。想像以上の鮮やかさでした。望遠鏡のしくみもわかり、光が分けられるしくみもわかりました。雲がかかっていて残念でしたが、実験値がとれてよかったです。数値を出す計算がまだよくわからないので、次回にしっかり理解したいです。
  • 太陽が出てなくて不安だったが、途中結構強い光を発してくれたおかげで助かった。暗室や暗室をのぞいて見た虹色の光は想像以上の鮮やかさで感動的だった。最後に計算したのは、今までのELCASの中ではまだ分かった方だったので良かった。観測している時に黒点が見えなかったのは、残念だった。

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