京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

天文

天文の2010年11月20日の内容はこちら

実習指導

余田 成男(気象学研究室 教授)
西 憲敬(物理気候学研究室 助教)

チューター

竹下 愛実(修士課程1回生)
桜井 佳世(修士課程1回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部1号館151号館

実習内容

気象学における近年最も話題性のあるトピックである気候変動に焦点を当てて、4時間の体験学習を行った。

前半は、講義形式の学習を行った。最初は研究室に集まり、導入として、科学者の日常や研究、気象学に必要な基礎的学問や研究・学問における国際協力のあり方などについて、大まかに説明した。その後講義室に移動し、スライドを用いて地球の歴史や大気組成について概観し、地球温暖化に関して説明を行った。

後半は、実際に表計算ソフトEXCELを用いて、実際に手を動かしながら学習を行った。はじめにEXCELの使い方を大まかに説明し、その後は担当講師やチューターが巡回して質問に答えながら、学生自身が解析を行った。解析では、京都と潮岬の過去約100年分の気温データ、および全球の約30年分の高度別気温データを用いて、グラフを描いたり年変化を比較したりした。温度変化が地域や高度によって非常に異なることや、解析方法の工夫により気象データから様々なものを得られることなどを体感した。

スライドで地球気候の歴史と近年の温暖化について概略を学ぶスライドで地球気候の歴史と近年の温暖化について概略を学ぶ

研究室にて、大学での研究や研究者としての立場について説明研究室にて、大学での研究や研究者としての立場について説明


各自がコンピュータを用いて気候変動解析を行う各自がコンピュータを用いて気候変動解析を行う


受講生の感想

  • 今日は一番最初に、研究室の紹介をしていただきました。研究室の中には大量の本があり、また英語の本もたくさんあって驚きました。後半は地球温暖化についての説明のあと、Excelで全球平均気温を計算しました。小学校のころに地球温暖化に興味を持ったことがあって、インターネットで調べたことがありましたが、今日改めて、地球温暖化のお話を聞かせていただいて、再び、意識するきっかけになりました。パソコンは日頃、それほど使わないため、Excelの実習はまだ途中までしかできていません。ですが、だんだんExcelに慣れると、計算したり、グラフを作成したりするのが楽しくなってきました。なので、家に帰ったら、Excel実習の残りの部分についても、自分で取り組んでみたいと思います。今日はありがとうございました。
  • 潮岬と京都との気温を比較して、地球温暖化の実態把握をしました。潮岬が割と田舎であるのに対して京都は都会部分を観測するのですが、2つの場所の気温の変化の大きさから温暖化が進んでいるのかどうか確かめます。 excelを使ってデータをグラフに変換する過程が難しかったのですが、全球データの解析とグラフ化がまだなので帰って残りをやりたいと思います。
  • 今回の体験からExcelの作業は最初は使うのが難しいと感じましたが、後になれたら楽しく感じてくるようになりました。また、やっている内に京都等の気温が上がっているという事を感じられました。しかし、自分が持ってきたパソコンが電源つかなくなって、壊れてしまったのだろうかと感じましたが、実は延長コードの電源が切れていただけだったのでとてもホッとしました。Excel作業はもう少し練習してみようと思いました。また宇宙のはてまでの距離はとても遠いものだという事に驚きました。そして、北極の氷の溶け方の速さやグラフからのCO2の上昇の異常さにも少し驚きました。Excelから地球温暖化を知ることができるという事も驚きでした。最後に早くExcel作業ができるようにならないといけないと感じました。
  • 各地の気温変化をエクセルでグラフ化し、そのグラフから特徴を見つける活動が面白かった。グラフの作り方にもさまざまな工夫が必要で、同じデータをもとにグラフを作っても、着目するところによって見えてくるものが全然違うところが特に面白かった。今回はエクセルの使い方に慣れるのが大変だったが、エクセルを使いこなすことで、さまざまな分析をすることができるというのを実感することができた。
  • 今日は、また新しい先生やTAさん達だったので最初のほうは少し緊張しました。今回からは温暖化についてということで、今までにも少しやったことがあったので興味がありました。 まず、都市部と郊外の気温の差ということで、京都と潮岬の11月の気温のを比較しました。そしたら、京都の方が確かに気温は低かったのですが、だんだん上昇していて、もともと暖かい潮岬に近づいていっているのがグラフから視覚的に分かってびっくりしました。”都市部の温暖化”というのになるほどなと納得できました。また、潮岬は海に近く、気温の調節をしてくれているので、それもあって横ばいなんだという説明も「へぇー」と思いました。 全球平均ではもっと地球規模の気温の変化がわかっておもしろかったです。途中で終わってしまったのが残念なので、家に帰ったらまた続きをやりたいと思います。 今まで勉強する機会はたくさんあったもののそこまでしっかりやったことはなかったので(about温暖化)この際にしっかりまなびたいと思いました。
  • 最近話題になっている温暖化について学ぶことができ,真剣に考えることができてすごく良かった。惑星の大気の組成比を今までまったくしらなかったからこのことも知れてうれしかった。学校で1年のときにエクセルを何度か使ったことがあったけれど、実際に自分の力で扱えるほど身に付いていなかったんだなぁと実感させられた。今日の続きを家でやって、エクセルを完璧にマスターしたいと強く思った。潮岬も京都もだんだん気温が上がっているのが、データを見ただけでわかった。とくに、京都の上がり方は尋常ではないと少し恐く感じた。潮岬よりも都市化しているから、ヒートアイランド現象によるものだと思う。「地球温暖化」ということを今まであまり実感したことがなかったけれど、今日の講座で身近に気温上昇の様子を目で見て知ることができた。 これからの生活をもう少し見直した方がいいと思った。 今日はありがとうございました。
  • パソコンがとても苦手なので、Excelが難しかったですが、丁寧に教えてくださり、計算のしかたがよくわかりました。グラフの縦軸の目盛りの設定を少し変えるだけで、気温の変化がよくわかったりするのは、感動的でした。高度によっては気温が下がっているところもあったので、何でだろうと思いました。オゾンが増加していくにつれて、生物が進化していくのは、今まで気付かなかったことなので、すごいことだと思いました。

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