京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

天文

天文の2010年11月6日の内容はこちら

実習指導

野上 大作(附属天文台 助教)

チューター

前原 裕之(教務補佐員)
志達 めぐみ(修士課程1回生)

ボランティア

なし

実施場所

花山天文台

実習内容

前回の実習で作成した色等級図と二色図を用いて、星間吸収による減光の量を見積もった後、見かけの等級と絶対等級の差から散開星団M52までの距離を求めた。

減光補正した色等級図(左)と二色図(右)減光補正した色等級図(左)と二色図(右)

星間吸収の見積もり方についての解説星間吸収の見積もり方についての解説


色等級図を使って距離を計算する方法の解説色等級図を使って距離を計算する方法の解説


受講生の感想

  • 今日は恒星観測実習の3回目で、星の距離を求めました。明るさや色から距離を導き出せるというのはすごいなと感じました。また求める過程では、経験的に距離が何倍になると光が吸収されて何倍になるというように判明している事実を使いましたが、そのように、これまでの先人の人たちの蓄積で今の天文学が支えられているんだと思いました。
  • 今回の体験から、今回撮った星団はできてからあまり時間がたっていなかった事を知ってとても驚きました。また星は青くて重い星ほど早く死んでしまうという事も初めて知りました。
    また、星団までの距離は他の銀河の星団でも対数を使って求める事ができることは初めて知ったので、ほかの星団までの距離はどれくらいなのか、それとも違いがあるのだろうかという事もとても気になりました。また、グラフの見方もわかって赤色巨星がどれか分かるので楽しかったです。また他の星団の距離を測る機会があったらしてみたいとも考えました。
  • 日は今までやってきたことの集大成として、前々回に観測した星団までの距離を計算しました。今まで何となく観測して、何となくデータを打ちこんで、という感じだったのが全部スッキリつながりました。
    私たちが観測した星団は比較的若いもので、色々計算したあとにその星団の写真を改めて見てみると、青い星が多くてなるほどなと思いました。また、星までの距離を実際に自分で計算してその数字を感じることで、宇宙のスケールの大きさを身をもって感じることができました。
    今回の実習で星についてまたいろいろ改めて理解を深めることができて良かったです。
    今回も楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。
  • 今までのデータ解析をもとに、やっと、念願の星との距離を求めることができて、本当にうれしいです。
    天文分野は、本当に広くて遠い話だと改めて思いました。光の速さで8000年・・・なんて遠いんだろう!!でも、いつかだれかがそんな所に行ってくれる日がくればいいなと思います。この実習は、宇宙の基本的なことでとてもおもしろかったです。
  • 今日はとうとう星団までの距離を計算しました。星を観測してからわけもわからず進んでいった部分もあったけど、少しずつ何をしていたのかわかってきたから、良かったです。結局、その星団は驚くほど遠くで、以外にも若くてびっくりしました。慣れない作業でなかなか大変だったけど、みんなに助けてもらって何とか最後まで出来て嬉しかったです

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