京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

宇宙地球

宇宙地球の2013年11月16日の内容はこちら

実習指導

余田 成男(気象学研究室 教授)

チューター

新原  快(修士課程1回生)
佐々木 拓也(理学部 4回生) 

ボランティア

なし

実施場所

理学研究科4号館3階講義室

実習内容

本日は、京都大学総合博物館企画展「海」の展示を見学した。この展示は5部構成になっており、今回は主に海の観測を目的とする第2部、海の温度や動きについての理解を目的とする第3部を見学した。

第2部では海の温度や塩分、海流の速さを測る観測機が紹介されていた。展示では実際にそれらの観測機を見て、それぞれどのような工夫が施され、今日に至るまでどのような進化・発展を遂げてきたのかということについて学んだ。

第3部では海の流れや温度に関するシミュレーションの結果などが紹介されており、海水の流れや温度が決まる仕組みについて、それがどのように理解されているか、またどのようにして理解をするのかについて学んだ。

その後は理学研究科1号館に移動し、ホワイトボードやスライドを用いて今回見学して得られた知識を深めるとともに、地球科学に欠かせないスケールという概念について学んだ。

地球の回転が地球流体に与える影響に関する数値実験についての説明を受けた。
地球の回転が地球流体に与える影響に関する数値実験についての説明を受けた。

海の温度を測るための転倒温度計について説明を受けた。
海の温度を測るための転倒温度計について説明を受けた。


質疑応答の後、スケールの概念について説明を受けた。
質疑応答の後、スケールの概念について説明を受けた。


受講生の感想

  • 今日は、京大の総合博物館で「海」の展示を見に行きました。海と地球が関係していて、面白い展示ばかりでした。海を測り技術はとても興味深かったです。アルゴフロートという推進の温度を測る観測機器の模型を見ました。温度計を深い所で測れても上に引き上げると、結局測れていなくて、浅いところの温度しか測れないのですが、その機器は人工衛星を経由して沈んだり浮いたりして測ることができてすごく感動しました。いかにコンピュータのおかげでたくさんのことを知ることができたんだと思いました。
  • 今日行った博物館は非常にわかりやすく展示してありよかった。スパコンでの対流などのシミュレーションは非常に興味がわいた。また、水温の観測技術の初歩的な展示のところはこのような技術を思いついた人が100年前以上にいたというのは驚かざるを得なかった。
  • 海展には、様々な岩石や化石があり、とても美しいものもあり、興味深かったです。また、観測機器も進歩しているという事がよくわかりました。そして、海の広さを基準に考えると、海はとても浅いもの(薄いもの?)という事が分かり、驚きを感じました。今回の講座では、いろいろな雲の写真を見せていただきました。今までふと空を見たくなるのは夕方の空の色や月、夜が多かったのですが、これからは昼の空にも注目したいと思いました。
  • 海展で見た、水中グライダーは人の手を加えなくても海に入れたら一人で温度を測定するという仕組みがとても興味深かったです。鉱石の一つ一つが美しくて、これが地球で採取できるというのはすごいと思いました。中でも中沸石はとても折れそうな細い石であったのも関わらず、綺麗に保存されていたのがすごいと思いました。海の奥深い話を聞くことができて、とても貴重な体験ができたので良かったです。
  • 今日は、京都大学の博物館を見学させていただいて思ったことは、世界中の国々が海へ大きな関心を持っているのだなという事です。海は私達の生活に大きな利益を与えてくれますが津波などの天災で被害をもたらしたりと、非常に密接な関係があります。海を知ることにより、利益は今よりも多く、被害は今より少なくすることができると思います。ですから、海に関する知識を多く持ち様々な分野へ発展させていって欲しいと強く感じました。
  • 今回は「海」の博物館に行きました。特に心に残っていることは、植物の化石がくっきり残っていることと砂漠のバラと呼ばれる結晶と、トゲアリです。植物の化石は、他の動物の化石よりもくっきりと凹凸がしっかりとしていてとてもびっくりしました。また砂漠のバラと呼ばれる結晶は、頂いた本を見ても、どうやってできたかはわからないと書かれていたのでぜひ調べてみたいと思いました。更にトゲアリは本当に普通のアリによろいを着たようなアリで生きているトゲアリには絶対に会いたくないなと思いました。意外にも地球でもわかっていないことがあるのだなと思い、今まで宇宙によく目をむけていましたが、地球のことも面白いなと思い興味がわきました。
  • 今日は海や地球気象について、京都大学総合博物館へ行かせていただいたり、気象などについての疑問を解消できる非常に良い機会になりました。特に、博物館で見ることのできたウミユリの化石は非常に細かく模様が見ることができ、とても印象的でした。また、すべてを通じて私達が暮らしている地球というものに対して理解を深めた一日でした。

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