京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

宇宙地球

宇宙地球の2015年2月7日の内容はこちら

実習指導

風間 卓仁  (理学研究科 宇宙物理学教室 助教)

チューター

五島 仁志  (理学研究科 宇宙物理学教室 修士2年)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス北部構内1号館462号室

実習内容

LaCoste & Romberg相対重力計を用いて理学部1号館各階の重力値を測定し、建物内の重力鉛直勾配dg/dzを計算する。測定から得られた重力鉛直勾配を理論値と比較し、両者に違いが生じた原因について考察する。

説明に使った板書の一部
地球重力加速度についての説明のうち、万有引力定数の説明部分

フェルマー数を使った証明の 説明をしています
LaCoste & Romberg相対重力計を用いた重力測定1

ユークリッドによる証明の 説明をしています
LaCoste & Romberg相対重力計を用いた重力測定2


受講生の感想

  • 今日は主に重力についての話でした。実際に測定した重力の勾配と理論的に求めた値に誤差ではないほどの違いが出て、感激しました。自分はなんとなく建物の引力なんかたいしたことないと思っていたけれど、意外と大きかったです。各地点での重力異常でたくさんの情報が分かるので、いろいろ発展させたいなあと思いました。
  • まず、重力が一定でないということに、驚きを持ちました。授業(学校)では g=9.8 という一定値だけ知っていて、覚えるように言われたため、場所、また時間によって変動するのが、不思議でした。また、その生じた誤差を”誤差”としてとらえるのではなく、気象や氷河の溶け方などを調べるというプラス視点でとらえて、利用することもできるのだと思い、この宇宙物理学の(測地学)の多様性を知ることができて、おもしろかったです。講義以前より興味をもち楽しむことができました!
  • 測地学っておもしろい!と思いました。GRACEで重力をはかって降水の相関を見たり、風間先生のように火山の噴火による重力変化を見たり、何だか重力1つから色々なことが分かって感心していました。自分の手で実際見て、手を動かして値を出すのは、教科書で見ている値より、愛らしく見えて、楽しかったです。僕も早く高校の物地化数をマスターして、大学で研究に取り組んで、すごい発見ができるようなことがしたいです。ありがとうございました。
  • 今回は、重力について様々なことを教わることができた。物理をまだ受けていないため、少々公式に戸惑ったが、重力がどのように測られているのか理解することができた。また、実際に重力を測定する実験でも、思わぬものが関与していることを知り、驚いた。他にも、重力観測が、地震、火山、氷河の観測にも使われていることも知り、重力の研究も凄いと思った。次の講義では発表があるため、しっかり伝えられるようにしたい。
  • 基盤コース後期のプログラムの中で一番おもしろかったです。実際に測定した値と理論値を比べて、差があったらその原因を探るというのは、科学者らしくて楽しかったです。一人ではなく、みんなで考えることで、自分ができなかった発想も知ることができ、とてもいい経験になりました。
  • とにかく難しかったです。ついこの間、塾で習った、微分積分を用いて、測地学で用いるとは、思ってもみなかったです。本で読んだ、幻想でしかなかったことが、今回実験して、自分の目で見ることができて、スッキリしました。本を読んで、「ほんまかいな?」と思ったことが本当に、「ほんま」だったのです。自分の目で確かめて、今日のように、納得できるという機会が増えていくことがうれしいです。
  • まずは、いただいた本を読みたいと思います。正直、物理学にはあまり興味がないんですが、この本に書いてあることがとてもおもしろく感じたので少し物理に対しての苦手意識をこくふくできそうです。また、重力の観測は今までやったことがなかったので、こんな小さな物で測れるのか!と思いました。ただ、ビブン・セキブンをまだ習っておらず、うまく話の内容がつかめない所もありました。(「習ってない」を言い訳にせず、自分から学んでみようと思います。)
  • 前回の授業でいただいた本(これ自体とても面白く、勉強になった)の疑問点をぶつける事から始まったのだが、「面白いな~」と思っていた内容が実は否定されていることを知れたり、興味のなかった所を掘り下げてもらうと意外と面白かったり、本に書いてある以上の内容を知る事ができてとても楽しかった。その後、重力計による重力観測を行ったが、理論値と実測値がなぜずれるか、などただ実験して値を得るだけではなく、考えながら実験することの大切さが分かった。

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