京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

宇宙地球

宇宙地球の2013年2月2日の内容はこちら

実習指導

成瀬 元(堆積学研究室 准教授)

チューター

石丸 卓哉(修士課程 1回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部1号館 043号室、044号室

実習内容

最初に堆積学という学問の紹介をし、その後実際に堆積物がどう運搬され、堆積していくかを水槽(長さ2 m,幅15 cm,高さ40 cm)を使って実験を行った。用いた砂は実験用の珪砂で、土砂の供給量を変化させることでどのような地形が形成されるかを観察をし、その解説を行った。また、川に関して短めのレクチャーも行った。他に、陸前高田の津波堆積物の剥ぎ取り試料の紹介も行った。水槽実験を終えた後、別室にある大型水槽(長さ5.5 m,幅4 m,高さ2 m)を見学し、その水槽の概要と観測機器の説明をした。最後に、予め作成されていた水槽実験で採取された試料を電子顕微鏡で観察を行った。簡単に操作説明を行った後、生徒に操作をしてもらった。

陸前高田の津波堆積物試料と水槽。砂の供給量を変化させることによる地形変化の観察を行った。
陸前高田の津波堆積物試料と水槽。砂の供給量を変化させることによる地形変化の観察を行った。

実験装置の説明。砂の粒度を沈降管を用いて分離させる。
実験装置の説明。砂の粒度を沈降管を用いて分離させる。


電子顕微鏡を操作し、砂試料の観察をしている 。
電子顕微鏡を操作し、砂試料の観察をしている 。


受講生の感想

  • 今日は堆積物の実験をしました。地学は学校で勉強する機会が無いので、川や堆積物といっても正直、初めは実感がわかなかったですが、実際に川のミニチュアを作っていただいて、土砂の動きがよく分かりました。少し土砂をいじっただけで流域の地形が大きく変わってしまうということで、自然の力の複雑さを感じられました。
  • 今日は、たいせきの実験、そして地球でむかしおきたようなこととかを再現しました。地球でおこっていることを教室の中でできたし、おもしろかったです。今度の最後の授業も楽しみです。
  • 堆積学という言葉を初めて聞きました。川の傾きなんてなかなかかわらないだろうと思っていたのですが、10年程で橋の土台がむき出しになってしまうほど土砂の量によって地形の姿がかわってしまうことにおどろきました。
  • 地学を習ったことがなく、やること全てが新鮮だった。とくに川の流れ、たいせきを調べる実験は印象的だった。砂の上に砂がたまり、予想外のつもり方をした。たいせき学に興味がわいた。
  • 川の傾きに堆積物が関係していることが、スケールを変えた実験でよくわかった。深海の再現できる水そうもまた見てみたいなあと思った。日本が他の国に比べて傾きが大きい川が多いことに歴史とかも関係していることにとても興味をもった。
  • 日本の川の成り立ちや傾度の変化を知ることができてよかったと思いました。たのしかったです。あと1回がんばろうと思う。

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