京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

宇宙地球

宇宙地球の2013年1月19日の内容はこちら

実習指導

三宅 亮(鉱物学講座 准教授)

チューター

兒玉  優(博士課程 3回生)
高谷 真樹(博士課程 6回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部1号館 466号室、062号室、063号室

実習内容

イリデッセンス(屈折率の異なる2相の薄膜干渉による構造色)を示す長石を集束イオンビーム加工装置と粉末法により試料作製し、透過型電子顕微鏡にて観察した。具体的には、まず講義形式で長石および電子顕微鏡の原理を紹介するとともに、イリデッセンスを示す長石としてムーンストーンやラブラドライトを手に取って見てもらった。その後、担当教員のサポートのもと実際に集束イオンビーム加工装置を用いてムーンストーンを加工するとともに、X線分析器により化学組成の分析を行った。また粉末法によるラブラドライトの試料作製も行い、透過型電子顕微鏡観察を行う上での試料作製方法の比較を行った。ムーンストーンおよびラブラドライトにおいて電子回折図形の取得や化学組成の異なる2相の薄膜が交互に並んでいる様子を観察し、イリデッセンスの解説を行った。

集束イオンビームを用いた透過型電子顕微鏡試料の作製風景
集束イオンビームを用いた透過型電子顕微鏡試料の作製風景

講義風景
講義風景


透過型電子顕微鏡による長石試料の観察風景
透過型電子顕微鏡による長石試料の観察風景


受講生の感想

  • 今日はきらきらしている石がなぜキラキラしているのかを電子顕微鏡をつかってしらべました。見るだけでなくていろんな機械をさわらせてもらって自分たちでできたからめっちゃおもしろかったです。今日僕たちが使った顕微鏡はあさってこわされて新しくなってしまうらしいので、最後にできてよかったです。
  • 実際に電子顕微鏡で使う試料から作成し、透過型電子顕微鏡で観察できたのがおもしろかったです。岩石に色付いて光るようになる理由が表面の凹凸に関係するということが興味深かったです。
  • なかなか機械を上手に動かせなかったのがもどかしかったです。でも長石についてよく知ることができたし、実習もとても面白かったので今まであまり興味を持ったことのなかった鉱物のイメージが変わりました。もう少し時間があれば良かったのに、とおしい気持ちです。ありがとうございました。
  • 今日は、本当にドラマに出てくるような実験室に入った。パソコンを使って試料を削るのはとても細かい作業だった。顕微きょうは今までで一番大きかったし、様々な操作ができることにとても感動した。
  • 今日は電子顕微鏡を使った。いつもは光学顕微鏡しか使わないのではじめて使って今の時代は原子を確認できるときいてびっくりしました。
  • 今日は岩についての実験をした。青白く光り輝いている岩石はなぜ光っているのだろうかというのをイオンビーム等電子顕微鏡、たくさんの最先端の技術により分析しました。最後にはみんなで作った試料からきれいな回折像が見られたのでよかったです。

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