京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

宇宙地球

宇宙地球の2013年1月5日の内容はこちら

実習指導

重 尚一(物理気候学研究室 准教授)

チューター

真鍋 和大(修士課程 2回生)

ボランティア

河野 太郎(修士課程 1回生)

実施場所

理学部1号館 462号室

実習内容

人工衛星からのリモートセンシング(遠隔観測)について学んだ。

スライドを用いた説明の間にいくつかの体験と実験を行った。

スライドでは、衛星の簡単な運動力学から始まり、人工衛星から撮影した映像や物理的な様子や軌道、その種類・近年発達している技術など、また搭載している観測機器としくみについて幅広く学んだ。

Dagik Earth(地球や惑星を立体的に表示す4次元デジタル地球儀)を用いて人工衛星と地球の位置関係の実体験を行った。衛星の種類によって地球からの距離が異なることを体感した。

実際の地上雨量計観測をどうやって行っているかを理学部1号館の屋上にて、観察した。

また、電波(マイクロ波)吸収における分子構造の重要性について、電子レンジを用いた水と氷の加熱実験を行った。

屋上にて、雨量計観測をどう行っているのか観察した
屋上にて、雨量計観測をどう行っているのか観察した

地球と衛星との距離を測る様子 
地球と衛星との距離を測る様子 


電子レンジ実験で、氷がなぜ解けないかの解説
電子レンジ実験で、氷がなぜ解けないかの解説


受講生の感想

  • 今日は気象衛星についての話が一番印象に残っています。日本の世界の技術先進国として、衛星の打ち上げなど、すごいことが出来るんだと感じました。
  • 普段は何気なく天気予報を見ているのですが、今回の講義を聞いて、いかに正確に観測をするのが難しいかということを感じることができました。また、その観測方法は今まで全く知らなかったのですが、詳しい技術が分かり、遠く離れたところでも宇宙から観測できるなんて面白いなと思いました。前々回とは、違う角度から気象のことを学べてよかったです。
  • いつもニュースで流れているような映像が、つい最近できたもので、すごい今も苦労して、研究していることを知り少し驚きました。いつも週間予報ばっかり見ているけど、そういう映像もこれからは注意して見たいです。
  • 人工衛星に載せられているレーダーや放射計がどのような仕組なのかそれぞれの長所・短所を学ぶことが出来て、とても興味深かったです。今、学校で習っている、物理の知識がたくさんでてきて、知識はつながっているのだなあと、改めて思いました。
  • 今日は人工衛星からのリモートセンシングについて教わりました。難しくて理解しづらい部分もあったけど、今まで以上に地球を観測することに興味を持つことができたので、良かったです。いくつかの実験も理解を深める助けとなり、面白いと感じました。ありがとうございました。
  • 人工衛星は人類の大発明だと思う。人工衛星のおかげで、天災を把握し、危機を回避できると思うと少し安心する。これからは、宇宙ゴミや維持費、製造費などそれらを支える環境をととのえていかないといけないと思う。
  • 立体的な地球の映像がとても興味深かった。ところどころ、話の内容が難しかったが、面白い内容だった。屋上にも上がれてよかった。
  • 今回は観測とかの仕組みを学んだ。レーダーとかにはそれぞれ一長一短があり、それぞれの長所をつなぎ合わせて、現在の観測をなし得ているのだとわかった。また、現在の雨量観測はまだ地球全体を、覆うほどのものではなく、赤道を中心とした、狭い範囲でしか観測できなく、雨量観測でずれがしばしば生じるということがわかった。そして、現在の雨量観測が始まったのは、1979年であり、まだ40年くらいしかたっていないので、引き続き雨量観測のデータを集め続けることが大事だとわかった。また、地球を観測する衛星は地球を回る赤道の軸に対しての傾斜角を調整することによって、地球のどこでも観測するようにできるのだとわかった。そして、今後衛星の性能が上がり、地球のほぼすべてが観測できるようになるらしい。

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