京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

宇宙地球

宇宙地球の2016年1月23日の内容はこちら



実習指導

風間 卓仁  (測地学研究室 助教)

チューター

伊東 優治  (地震予知研究センター 防災研究所)

ボランティア

藤原 泰   (海洋物理学研究室)

実施場所

吉田キャンパス 理学研究科1号館462室, 及び北部構内

実習内容

LaCoste&Romberg相対重力計を使用して,建物内の重力値gを測定した.また,重力の鉛直勾配の理論値を計算し,測定値との比較を行った.
観測値と測定値の間にずれがあったため,その原因を皆で考え,一人ずつ考えや意見を発表し,議論した.
最後に,重力観測を応用した地球物理学の研究の例(氷河,火山など)を紹介した

重力の鉛直勾配の理論値の計算しているところ
重力の鉛直勾配の理論値の計算しているところ

実際に廊下に出て重力測定を行っているところ
実際に廊下に出て重力測定を行っているところ


受講生の感想

  •  重力計本体が,5000万ということで,最初はおそるおそるといったカンジでしたが,上の階に行って2回目を行うときにはとても楽しく,どんどんやって,精度をあげていきたい気持ちでした!測定値と理論値が違うことについて,本を読んできて,地下にあるものの差等の引力によって,測定される重力(引力)が違うことについて興味深いと言ったというのに,建物の引力に気がつくことができず,残念でした.もっと課された本について読み込んでいきたいです.
  •  「地球が丸いってほんとうですか?」は本当に面白く,測地学がますます興味深くなってきました.そんな中で今日実習を受けましたが,理論予想では符号をミスしてしまったり,とても細かい作業があったりと,実際の観測はとても泥くさくて繊細さが求められることが分かりました.教授の部屋を見学したときにも,とてもキレイに整理されていて,科学者になるには細かい作業が必要なことを痛感しました.研究というものがどんなものか分かる,とても貴重な経験になりました.ありがとうございました.
  •  今日は重力計を用いた観測ということだったのですが,とても複雑な条件などの元に観測が成り立っていることが分かりました.逆にその重力値の変化から火山活動,断層の動きがモニタリングできることにはとても驚かされました.重力計を触る機会というのはほとんどないと思うので,いい経験ができたと思います.今日は本当に,ありがとうございました.
  •  微分積分を使って地球のことを表す,これぞ地球物理学といった内容だと感じました.重力計の取り扱いには超高価であることも相まって非常に神経を使いましたが,一生に一度あるかないかの体験をさせてもらったと思います.また,建物の万有引力が標高等大きいように思える要素より測定結果に影響を及ぼすのが面白いと思いました.将来的に重力計によって火山噴火や地震予知などができるのではないか,と期待がふくらむ内容でした.前回・今回と得た経験を生かしていきたいと思います.有難うございました.
  •  まず,先生がくださった本が難しかったですが知らないことばかり載っていてとても面白かったです.学校の授業でも扱うし,自分にもかかっているはずの重力が万有引力と遠心力で構成されていることすら知らなくて,改めて地球について知らない事ばかりであることを思い知らされました.そして今日の実験では,まさか建物に重力が影響しているなんて驚きでした.イメージで重力は絶対的なものだと思っていたのですが,こんな建物の質量や遠く離れた地形の変動にも影響されるなんて,とても繊細なものなんだなと思いました.そして,それだけのものがうつし出せるからこそ,さまざまなものの測定ができるという重力測定の万能性がすばらしいなと思いました.この2回の授業で測地学についてとても知ることができて,興味を持てました.ありがとうございました.
  •  今回は難しく感じました…が,最後のまとめのレジュメで全て納得しました.測地学に物理だけでなく,数学も深く関わっていることがわかりました.そして,初めてここまで深く重力について考えた1日でした.いい経験になりました.今後の課題研究や授業にも生かせていきたいと思います!

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