京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

昆虫の生態と化学

昆虫の生態と化学の2015年12月19日の内容はこちら



実習指導

森 直樹 (化学生態学 准教授)

チューター

中田 隆 (化学生態学)
木村 有希(化学生態学)
吉田 達哉(化学生態学)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 北部構内 農学部総合館資源生物学生実験室       

実習内容

カイコの雄が15cm離した雌に到達するまでの歩行の軌跡の観察と雌への到達時間の測定
カイコの雄の容器の上に雌を置き、雄が羽をはばたかせるかの観察
カイコの雄の羽または触覚1本または触覚2本を切り取り、15cm離した雌のところに到達するまでの歩行の軌跡の観察と到達時間の測定

 カイコ測定1
カイコ測定1

 カイコ測定2
カイコ測定2

 カイコ測定3
カイコ測定3


受講生の感想

  •  カイコが触覚のよって性フェロモンを感知しているかの実験で、触覚がない状態での行動を観察するために、カイコの触覚を自分で切り取らないといけないのがつらく、罪悪感を覚えました。
  •  今回は前回よりも多くの実験を行い、話し合いをすることができました。このグループも 2 回目なので、前回よりも多く発言することができたし、よりよい話し合いができたと思います。自分たちが考えたことをどういう実験をすれば証明できるのかを考えるのは難しかったけれど、班員で様々なアイデアを出しながら考えることができたのでよかったです。また、前回と比べて発表の場面も多く、いい経験になりました。役割を考えたり、どういう順番で話を進めるか、わかりやすくきいてもらうにはどうすればいいかなどのくふうを考えたし、それを他の班の発表をきいて学べました。次回はもっとよりよくしたいです。カイコさわれるようになりたいです。
  •  サンプル 3,4,5 で触覚を完全に切り取れたことがわかったときには童心に帰った気持ちになり、達成感が得られた。疑問が多く生まれると同時に、発見が増え、技術も向上も感じることができた。現状最大の謎の“羽ばたき”について、もっと深めていきたい。
  •  プレゼンも 2 回目ということで前回よりも分かりやすく出来るかと思ったが、そんなこともなく相変わらず難しかった。特に回転する行動など、何をもって回転と定義するか、という時点から分からなかった。ただ今回、データをとることにより、いろいろな結果が導けたのは面白かった。
  •  オスがメスのフェロモンをどういう風に感知しているのをということを、視覚、羽ばたき、においといった条件ごとに実験をして検証していくのが楽しかった。
  •  カイコの動きの特徴を深く観察できました。前回に、カイコの羽を切って実験したいと思っていたので実験できてよかったです。前回の実験と今回の実験を組み合わせて、カイコにはメスから遠くなるほど回転が増えるとわかりました。触覚を 1 本切って実験すると触覚が残っている方向に回り出しました。それに他の班では触覚を 2 本切るとほぼ動かなかったのでカイコが交尾をするためには触覚が必要だと思います。次はフェロモンそのものの抽出なので楽しみです。
  •  プレゼンなどはあまり得意ではなく、前に出るだけでもきんちょうをしてしまいましたが、最近は森先生のおかげでプレゼンを普通にこなすことができるようになってきました。今日は今まで考えていたような検証実験をしたのですが、結果までは予想できていなかったので、結果をみて驚きが大きかったです。触覚を 1 本切り取ったカイコがメスにたどりつくまでにかなりの量の回転していたことが特に驚きました。今回までで少しずつカイコの生態がみえてきたように感じました。

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