京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

昆虫の生態と化学

昆虫の生態と化学の2015年12月5日の内容はこちら



実習指導

松浦 健二(昆虫生態学 教授)
土畑 重人(昆虫生態学 助教)

チューター

三高 雄希(昆虫生態学)
藤田 忠英(昆虫生態学)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 農学部総合館N-143資源生物科学科(応用生物科学専攻)第一学生実習室

実習内容

第3回では、第1回で行なった実験の結果の確認、吉田山へのフィールド調査、ワーカー抽出液のバイオアッセイを行なった。
フィールド調査では、ノコギリなど刃物を用いて、シロアリが営巣している朽木を切り出す必要があったため、実際の作業を始める前に安全のための指導を行なった。
採集後は実験室にて朽木からシロアリを採る作業を行い、ワーカーのヘキサン抽出液に対する、ワーカー、ソルジャー、ニンフの反応性を調べた。

シロアリ採集
シロアリ採集の説明の様子

実験経過観察
シロアリ採集の様子

シロアリ採集の説明
実験経過観察の様子


受講生の感想

  •  なたを使って木を割る経験をしたのは初めてだった。ノコギリもなたも意外と使うのに手間取った。コツを獲得したい。一方で、シロアリの巣を見つけ、切り取り持ち帰ることができたので、それは良かったと思っている。地道な作業は大変だったが、ニンフ、ソルジャーも単独でフェロモンを認識するなど、わかったこともあったので、達成感を得られた。
  •  今回の野外調査は簡単にしましたが、研究者が実際にする時の服装や必需品にとても驚きました。シロアリの巣があったところをGPSで登録したりもすると聞き、コロニーがあった場所もメモするということも驚きました。初めは簡単なものなのかと思っていましたが、ケガをしたり、迷ったりすると聞き、とてもハードなものだと感じました。そして、応急処置や食料、GPS、ナイフ、なたが必要など、とても持っていくものが多いと感じ、また帰るときにはシロアリがいる木を切って持って帰るということを考えると、とても下山が大変だと実感しました。持って帰ると解体してシロアリを集め、その中にゲジゲジやゴキブリが含まれていることが厄介だなと感じました。
  •  前半は森へシロアリを採集しに行き、後半はシロアリをシャーレの中に入れ分け、実験を行いましたが、なかなか時間がカツカツでした。
    試験前でしたが今回は野外へ行くということで休まずに参加しましたが、野外に行けたので参加して良かったと思っています。
    シロアリをシャーレの中で分けるときに、雑な自分は作業がどんどん雑になっていったので、このような実験の準備をするときは根気を入れてやらないといけないと思いました。
  •  今日はシロアリの採集ということで張り切って参加した。斧や鉈を使って朽ち木を崩すのは初めてで、夢中になった。今後、同じ方法でシロアリをとったり、他にも甲虫の幼虫やオサムシなどを採りに行きたい。山に行くときの装備などの詳しい話も聞け、とてもためになった。ただGPSやらはまだ高価で手の届かない代物のように感じた。採ってきたシロアリをそれぞれ分けるのに時間がかかり、これからはそれらの単純作業をてきぱきと行わなければ、実験を理解することも楽しむことも出来ないと感じた。また、今回、直接野外採集に行くことでシロアリという昆虫との距離が短くなったようにも思った。今後、その生態についてもっと知りたいと思える貴重な経験になった。
  •  今日は、山に登って自分たちでシロアリを探した。
    仕分けが面倒だったけど、その分、実験できたときにより集中できました。ソルジャーと、ニンフの特徴が分かった。ソルジャーは集団で固まるが、どっちに固まるかはわからない。ニンフは+のほうに固まりやすい傾向があることが分かった。ワーカーは、今日の実験からでは、特徴まではわからなかった。

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