京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

未来を拓く高分子化学

未来を拓く高分子化学の2016年1月9日の内容はこちら



実習指導

伊藤 紳三郎(高分子機能学研究室 教授)
大北 英生 (高分子機能学研究室 准教授)
辨天 宏明 (高分子機能学研究室 助教)

チューター

西田 貴哉 (高分子機能学研究室)
福原 友裕 (高分子機能学研究室)

ボランティア

尾坂 美樹 (高分子機能学研究室)

実施場所

桂キャンパス  A3 212 

実習内容

電子ドナー材料に伝導性プラスチック、電子アクセプター材料にフラーレン誘導体を用いてプラスチック太陽電池を作製した。作製した太陽電池の白色光照射下での電流電圧特性及び、単色光照射下での量子効率を調べた。

測定装置説明
測定装置説明(1)

測定装置説明
測定装置説明(2)

プラスチック太陽電池の作製
プラスチック太陽電池の作製


受講生の感想

  •  シリコンの太陽電池とは違う高分子を用いた太陽電池は初めて実際に見たが、作るのは想像と違ってとても簡単で驚いた。実験では効率があまり良くなかったが、研究が進んで実用的なものになり、エネルギー問題の解決に繋がるといいと思う。光に関しては少しわからないこともあったが、わからないなりによく理解できた。グラフから情報を読み取ると多くのことがわかると知った。先生方、学生の方々に一つ一つ詳しく説明していただいたので実験内容や結果、理由がよく分かった。有難うございました。
  •  遅れてきたのに、教授がわざわざ1対1で教えてくださって、感謝しています。太陽電池といえば環境には良いけれど、コストが高くて重くて、なかなか効率とかがうまくいかないんだろうなとは思っていましたが、その難しさというか試行錯誤の過程を改めて感じました。また、1つのグラフや分析結果から何通りもの見方ができたのがとても興味深かったです。今日は本当にありがとうございました。
  •  難しいことを説明するためにはいろいろな知識が必要で、その知識を身につけて初めていろいろな研究ができると分かった。だから、知識を覚えるのも大切だと思った。いつもこんなことを書いてそのたびに化学の勉強のモチベーションも上がっている気がする。今の化学の研究はHITACHIの機械に支えられているとよく分かった。
  •  太陽電池は身近なものだけれども構造がここまで複雑とは思わなかったです。確かに薄くて使い勝手のいい太陽電池は社会で求められていると思うので工学はやっぱり社会貢献につながるなと工学へのあこがれが大きくなりました(笑)。電極の付け方、スピンコートなど化学にはあまり関係ないけれど頭の良いやり方がたくさんあって、そういう方法が生み出されていくのも面白いんだろうなと思いました。太陽電池の機能を測るために、ただ電流と電圧の関係を測るだけでなくてそれぞれの波長の吸収率や光子一個分の電荷などを測っていろいろな要素が絡んでくるのは大変だろうけどある意味面白いかもしれないと思いました。今回は本当に有難うございました。
  •  今回は今までと比べて物理のような面があったため高分子について新しい視点から見ることが出来た。太陽光は将来の主力エネルギーになる可能性が高いため、太陽電池の研究は非常に重要だと思った。発電効率を上げるためには電流・電圧共に高める必要があるが電流・電圧それぞれを高める方法をとても詳しく説明していただいたてよく理解することが出来た。方法はわかっていても手段は原始的なものが多いのが現状で研究者の方々は地道な努力を続けていると知った。実験が終わった後も先生に直接詳しく説明していただいたおかげで、より理解が深まった。今までの高分子に対するイメージに新たな側面が加わりとても良い経験になった。
  •  実験の概要はわかりました。いろいろと講義内でわからなかったことも解決でいました。紫外線を当てて光る蛍光物質を見て中将研究室の光機能性ハイブリッド材料を思い出しました。私はあのような光る物質が好きです。化学を習うときに最初に出てくる電子軌道の話がこのような太陽電池などで使われるのだと思いました。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート