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平成27年度以前のレポート

植物の肥料科学

植物の肥料科学の2015年1月10日の内容はこちら

実習指導

間藤 徹  (農学研究科 応用生命科学専攻 教授)
小林 優  (同 准教授)
落合 久美子  (同 助教)

チューター

宮本 託志  (農学研究科 応用生命科学専攻 博士3年)
松原 圭佑  (同 博士3年)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス北部構内農学部総合館第1セミナー室 植物栄養学研究室ガラス温室

実習内容

ガラス温室に移動し、コマツナを観察した。肥料の種類によって育ち方に差が見え始めた。前回、めいめいが持参した土壌の風乾が完了した。次々回の分析に備えてこれをビニル袋に保存した。講義室にもどり、古典的な窒素定量法であるケルダール法について講義を受けたあと、研究室に移動した。前回、分解を開始したサンプルは分解が完了し、開始直後の黒褐色から薄い緑色を帯びた清澄な液体に変化していた。氷を用いて放熱しながらこれを希釈し、メスフラスコを用いて100mLにフィルアップした。また、蒸留に用いる水酸化ナトリウム溶液とホウ酸溶液を調製した。その後、ケルダール蒸留と中和滴定による試料中のアンモニウムイオン濃度の定量を行ったが、時間が足りなく試運転に留まった。本格的な分析は次回に持ち越された。強酸や強アルカリ、熱源など扱う実験だったが、事故なく終えた。

単離された菌株の観察
単離された菌株の観察
および休止菌体反応への供試作業
(右円内は培養で得られた酵母(上)
およびカビ(下)
の顕微鏡観察写真:③)

限られた作業空間を有効に利用し、 能率的に操作を進めることも 実験の秘訣なのである。
限られた作業空間を有効に利用し、
能率的に操作を進めることも
実験の秘訣なのである。

ガラス温室で乾かした土壌を ビニルバッグに仕舞う。 土壌の外観は様々だった。
ガラス温室で乾かした土壌を
ビニルバッグに仕舞う。
土壌の外観は様々だった。


受講生の感想

  • 小松菜は前回見た時よりも、成長の差が大きく、窒素をそろえても全然違っていて驚きました。次回どう変化しているか楽しみです。
  • 滴定は学校の授業でやったことがあったので色の変化を見つつ1滴ずつ加えるのを意識しました。次回も滴定で失敗しないように気をつけたいです。蒸留は初めて機械を見てどのように動くのか、どのように使われるのかしっかり見ることができました。
  • オヤスミ!
  • 中和滴定は難しいものであると再確認できた。水酸化ナトリウムをあれほどの量で使用したことがなかったため、発熱に驚いた。自分の手際の悪さが目立ってしまった。
  • 前回の硫酸+土の窒素量を計量するための準備を行い、様々な器具の使い方を学ぶことができました。濃度の濃い水酸化ナトリウムなども扱うことができ、貴重な体験ができました。
  • 水蒸気蒸留もよく出来たので、滴定だけもっと上手にしたい。
  • 水蒸気蒸留をする時に、岩石が入っているから反応して赤くなったのですが、予想していないことで最初分からなかったので、もっとちゃんと考えてから実験にのぞもうと思います。
  • 実験を重ねていくうちに慣れてきてコツやポイントも分かるようになってきた。経験はやっぱり大事だなと思った。まだまだ不安や怖さはあるけれどこれからも実験を楽しんでいきたい。
  • 滴定の実験や水蒸気蒸留は初めて使う器具も多くてとても緊張しました。結局、滴定は色はとても良い感じになったのに気付けば目盛が読めない位置まで硫酸がなくなってしまっているというアクシデントが起こってしまったので、次こそは目盛の位置に気を付けて、実験データをしっかりとりたいと思います。
  • 試薬をつくるところまではなんとかなりましたが、蒸留装置が構造が非常に複雑でびっくりして、中和滴定に失敗してしまいました。次こそリベンジしたい!

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