京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

植物細胞の構造と機能

植物細胞の構造と機能の2016年2月6日の内容はこちら



実習指導

髙部圭司 (樹木細胞学研究室 教授)

チューター

酒井健吾 (樹木細胞学研究室 専攻)
高居知宏 (樹木細胞学研究室 専攻)
田中千晴 (樹木細胞学研究室 専攻)
横畑里美 (樹木細胞学研究室 専攻)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス  農学研究科森林科学専攻樹木細胞学研究室 

実習内容

スギゴケ、タケ、イロハモミジ、イチョウ、ユーカリの葉を透過型電子顕微鏡を用いて観察した。コケ植物、単子葉類、広葉樹、針葉樹の葉の構造を比較し、考察した。

細胞について考察している様子
細胞について考察している様子

透過型電子顕微鏡で観察している様子
透過型電子顕微鏡で観察している様子


受講生の感想

  • 初めて透過型電子顕微鏡を利用して、左手は明るさ、右手では倍率を合わせるという作業が難しかったです。イチョウの黄色を見たのですが、緑の時とちがって細胞がつぶれていたり、形が変わっていたりして、驚きました。フォーカスでピントを合わせる時、ぼやけていたりしていて、どこのタイミングが正解なのか分かりづらかったです。種類を変えるとき、ピンセットで細かい作業をしておられたり、真空状態にしないといけないと知り、大変だと思いました。
  • 今日葉透過型電子顕微鏡での試料の観察をしました。おなじ電子顕微鏡でも走査型とは全くちがう仕組みでした。コケの細胞は他のユーカリやモミジとは違って表皮細胞がなく、葉肉細胞がむき出しになっていて、細胞壁が発達していて面白い構造だなと思いました。
  • 打ち解けてきたので、みんなと楽しくおしゃべりしつづけられてうれしい!!大学生活の情報を聞けたほか、高校による違い、地域による違いが思っていたより大きいと感じた。
  • 今回初めて透過型電子顕微鏡をさわってみて、走査型よりも作業に手間がかかるように感じた。でも、詳しいところまで観察でき、核や葉緑体を確認することができて、色々な発見があった。私は、緑のイチョウを観察したのだが、ユーカリと違って、組織が曖昧だったのが面白かった。組織がある・なしではどのような違いがあるのか調べてみたい。
  • 前回にひきつづいて透過型電子顕微鏡での観察をさせていただいて葉緑体が見えるとすごくうれしかったです。植物によって構造が全くちがうのも興味深くてもっとさまざまなものを自分で見てみたいです。
  • 透過型電子顕微鏡は植物の内部を光学顕微鏡では見れないような細かいところまで見ることができるのでいいと思った。また、走査型電子顕微鏡では分からなかった「コケの表皮がない」ということを透過型電子顕微鏡で確認することもできた。見たいところなど目的に応じて使う電子顕微鏡を変えることが大切だと思った。
  • 透過型顕微鏡で前回見たイロハモミジの写真をとれてうれしかったです。「蛍光」のしくみや真空状態についてや電子線について詳しく学べました。顕微鏡で電子線を調整してピントを合わせられたことが、一番印象に残りました。今までよりもさらに細かく細胞の中身を見ることができたと思います。コケは他の植物と異なる構造をしていて水分をたくわえるという点で違う性質をもつのかなと思いました。次回のまとめも頑張りたいです。

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