京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

海洋生物資源の科学

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実習指導

真鍋 祐樹  (海洋生物生産利用学 助教)

チューター

柴田 真衣  (海洋生物生産利用学)
小松 俊之  (海洋生物生産利用学)
旗野 翠   (海洋生物生産利用学)
眞野 僚   (海洋生物生産利用学)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 農学部総合館 N-551

実習内容

カロテノイドによる抗酸化能を調べるために、ヒト表皮角化細胞株HaCaTに各種カロテノイドを添加して細胞実験を行った。
今回は、細胞に添加したH2DCFDA(ジクロロジヒドロフルオレセインジアセテート)を、紫外線照射によってDCF(ジクロロフルオレセイン)へと酸化させて、その蛍光強度を測定することで、抗酸化能を評価した。

溶液をパスツールピペットを用いて除去している
溶液をパスツールピペットを用いて除去している(1)

溶液をパスツールピペットを用いて除去している
溶液をパスツールピペットを用いて除去している(2)


受講生の感想

  •  本日はありがとうございました。久しぶりのELCASで、とても楽しかったです。培養細胞で健康機能を評価するテーマで、今回はカロテノイドの抗酸化能の測定を行っています。抗酸化能は皮膚での酸化ストレスを抑制する能力のことだそうです。培養細胞として使用したのはHaCaT細胞と呼ばれる特別な細胞です。HaCaT細胞にH2DCFDAを取り込ませて、紫外線を当てることでDCF(ジクロロフルオレセイン)が生じ、その量を測定した。H2FDAはジクロロジドロフルオレセインジアセテートというとても長い名前です。ニックネームで呼んであげた方がいいかな。カロテノイド(赤)を培地(プレート)に移す作業が大変だった。ピペットマンという2万円ほどするらしい道具を使った。1μL単位で測れるのだなんて、すごい。でも油断してると指をはさまれることがわかりました。とても痛いことがわかりました。長く地道な作業で、薬なら成功率1/1000と聞き驚いた。1ヶ月ちょっとぶりのELCASで、とても楽しみました。次回も楽しみです
  •  前回の、ドナリエラのカロテノイド含有量の測定に続き、今回、実際のカロテノイドの抗酸化能の測定を行ったことで、サプリメントとしてのドナリエラがいかに有用か、より深く実感することができました。1ヶ所、H2FDAを入れわすれていたのか、反応のないところがあり残念。空いた時間にチューターの方から話をお聞きし、大学受験のモチベーションが上がったような気がします。一万分の一のための研究、格好良い!貴重な機会をありがとうございました
  •  今回は海洋生物がもつカロテノイドには抗酸化能がどのくらいあるのかを細胞実験で調べました。私たちの班はシフォナキサンチンを使って実験をしました。実験は細かい作業が多くてミスをしてしまうんじゃないかとドキドキしながらしてました。実際ミスをしてしまいました。放置するときはチューターの方に紫外線の話しや、活性酸素の話しをきけてすごくおもしろいと思いました。今後カロテノイドから抗酸化能が大きいものが見つかればアンチエイジングで世の中にひろまるのではないかと思いました。また結果をみて考察してみたいと思います
  •  薬品などの濃度とかがものすごく値が小さくて驚きました。それだけ精密なものなんだなあと思うととても緊張しました。お医者さんとかもそうだと思うけど、何かを研究する人ってひらめき発想や知識が要るのはもちろん、手先の器用さもとても大事でもっと小さいときから細かいことしとけばよかったなって思いました。毎日毎日このくり返しやと疲れるかもしれないけど、発見できるかもしれない希望があると信じて研究するのってかっこいいなと思いました。
  •  今日の活動では、ピペットマンを使って溶液を1つ1つのセルの中に入れる作業をひたすら繰り返して、変な気が張ってるせいか指が痛くなったけれど、実験や研究の大変さをよく知ることができる良い機会になった。研究者の方は何万分の1の確率の中、自分が求めるものを探しているのかと思うと気が遠くなったが同時に研究者の方々に尊敬の意がわきでてきた。根気強く一つのことに取り組む練習をしようと思った。
  •  今回の実習では、細胞を使ってカロテノイドの抗酸化能を測定しましたが、実際の実験は、待つ時間が思いの外長くて驚きました。自分たちで抽出した細胞の反応がグラフとして表れた時がとても感動しました。チューターの方々や真鍋先生のおかげでなかなかできない経験ができました。ありがとうございました

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