京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理学

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実習指導

内田 裕之  (宇宙線研究室 助教)

チューター

伊藤 真音  (宇宙線研究室)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 北部構内 理学研究科5号館北棟   

実習内容

ガス検出器である比例計数管を自分の手で作成してもらい、実際にX線源から出るX線を観測してもらうことで、検出器が身近なものでも作ることができるということを学んでもらった。
また、比例計数管の観測原理と、X線天文学との関連について講義形式で講義を行った。

比例計数管の工作風景
比例計数管の工作風景(1)

比例計数管の工作全体風景
比例計数管の工作風景(2)

比例計数管による生波形をしろスコープで観測している
比例計数管による生波形をオシロスコープで観測している


受講生の感想

  •  X線のエネルギーを測定することで、宇宙で今まで見えなかった超高温の天体現象を観測できることを知りました。また自作できる装置で、X線を出す星の観測ができるということを知り感動しました。目に目ない、触れられないものを観れる物理はすごいと思いました。
  •  割と簡単にX線を計測できる装置を作れるなんて驚いた。実験室にある機器で実験するだけでなく、自作したもので行えてたのしかった。
  •  比例計数管は予想していたよりも小さく、構造もシンプルなものだったのが印象的でした。また、使われていたタングステンの線が非常に細かったことに驚きました。今日はありがとうございました。
  •  今日はX線について、比例計数管の原理について講義を受けた上で実際に工作した。私が計測したのは、AmとCsだが、Amの方は綺麗なデータが取れてよかったと思う。簡単には捉えられないX線だが、電荷によるガスの電離で簡単に計数できるのには驚いた。
  •  タングステン線をコネクタにはんだ付けするのがとても大変だった。いま、天文学について勉強しているが、X線天文学がどういうものか、講義でなんとなくわかったのでよかった。
  •  比例計数管を実際に作った。タングンステン線がやたらほそくて、途中で切れたり、消えたりして、簡単な作業だと思っていたけど、意外と難しかった。結果的にちゃんと計れたのでよかった。
  •  Astro-Hなど良く耳にするX線望遠鏡に使われている比例計数管の原理を学び、作成することができてよかったです。また、普段あまりしないはんだ付けをすることができ、スキルがあがりました。
  •  比例計数管の原理を理解した上で実際に作成し、 X線を検出できたので、実りが多かったと思う。アンプや増幅器についてあまり知らなかったので勉強していこうと思う。
  •  今回実際に自分で検出器具を作成して、計測を行ったことで、作成段階でこんな箇所もあったが、達成感を味わうことができた。また、自分の作成した計数管が上手く作動し、実験データを集めることで、より理解度を深めることもできた。この技術が現在、宇宙の研究にも使われていると知り、一層関心が高まった。

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