京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理学

物理学の2015年11月7日の内容はこちら


実習指導

高田 淳史  (宇宙線研究室 助教)

チューター

伊藤 真音  (宇宙線研究室)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 北部構内 理学研究科5号館北棟   

実習内容

NaIシンチレーターを用いて、ガンマ線源からのガンマ線を観測した。得られるスペクトルから、ガンマ線と物質との相互作用について理解し、どの相互作用を利用して観測しているかを見た。
また、線源と検出器との間に鉛を置き、その量を少しずつ多くすることで、ガンマ線が鉛によって遮蔽されていく様をスペクトルより読み取り、鉛の断面積を求めた。

NaIシンチレーターの生波形をオシロスコープで確認している
NaIシンチレーターの生波形をオシロスコープで確認している

MCAで得られたガンマ線スペクトルを確認している
MCAで得られたガンマ線スペクトルを確認している

実験セットアップと得られるデータを確認している
実験セットアップと得られるデータを確認している

得られたデータから、解析し、鉛の断面積を計算している
得られたデータから、解析し、鉛の断面積を計算している


受講生の感想

  •  目に見えない光の観測をし、放射線の観測方法が種類によって違うことをしりました。ガンマ線の観測により、天体までの距離をはかれることも知りました。また、検出器から得られるデータを増幅し、より見やすくするなど、器具の効果も大切だとわかりました。
  •  最近話題になったカミオカンデのミニチュア版のようなものを使って実験できた。実験室内の実験から遠い場所にある星までの距離を求めるのに、ガンマ線の観測が利用されていることに驚いた。
  •  普段あまり見ることのできない実験器具を使って、ガンマ線を観測することができ、非常に興味深い体験でした。特に、実験で測った値が、実測値とほぼ一致していたのは感動でした。
  •  班分けの後初めての実習で少し緊張した。知らない人たちとも仲良くなれた。実験では少し難しい内容もあったが、実験もうまくいってよかった。放射線の問題等ニュースで取り上げられているが、いまいちよく分かっていなかったことも少し知ることができてよかった。
  •  常に身の周りにあっても見たり感じたりすることができないガンマ線が存在することを視覚的に確認できて面白かった。鉛でどのくらいガンマ線が遮られるか、データをとってグラフ化するという課題もあって、自分はほぼ理解できてはなかったけど、周りの人はどんどん進めていてすごいと思った。
  •  本日は研究室を訪問させていただきありがとうございました。普段は目に見ることのできないガンマ線を様々な機材を用いて観測でき、発見と驚きの連続でした。やや複雑なシステムもありましたが、高田先生が実験の観察の間に解説をしてくださったことで、ほとんど理解することができました。そのうえ、高田先生の展開、解説は興味を引きつけ、非常にわかりやすかったので、とても4時間が短く感じられました。

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