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平成27年度以前のレポート

物理学

物理学の2015年12月5日の内容はこちら



実習指導

山本 潤   (ソフトマター物理学研究室 教授)
高西 陽一 (ソフトマター物理学研究室 准教授)
石井 陽子 (ソフトマター物理学研究室 助教)

チューター

伊田 知里 (ソフトマター物理学研究室)
加藤 省吾 (ソフトマター物理学研究室)
佐伯 一帆 (ソフトマター物理学研究室)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 理学研究科5号館222   

実習内容

 液晶または光に関する実験を3テーマ行った。
1ネマチック液晶、スメクチック液晶、コレステリック液晶を偏光顕微鏡で観察し、それぞれの特徴と光学的性質を理解する。
2ネマチック液晶を用いた電気光学応答実験をしてネマチック液晶のしきい電圧の測定、応答速度の測定をする。
3分光器を用いた透過光強度測定により、green filter、セロハンテープ、コレステリック液晶の3つの異なる光学的性質を持つ物質の色の起源について理解を深める。
3つの実験を通じて液晶や光についての基礎を理解する。

山本教授による液晶についての講義
山本教授による液晶についての講義

液晶の偏光顕微鏡観察
液晶の偏光顕微鏡観察

分光器を用いた透過光強度の測定
分光器を用いた透過光強度の測定

液晶、相転移、偏光の説明
液晶、相転移、偏光の説明

電気光学応答実験
電気光学応答実験


受講生の感想

  •  よく耳にしていた”液晶”がどういう性質をもっている物質なのかがなんとなくわかった。
  •  名前はよくきくものの、理論や実験対象としてあまり扱ったことのない液晶にふれられてよかった。本を探してみて読みたいと思う。タマムシとコガネムシで色の出し方が違うというのはおどろいた。まがる有機液晶を見せてもらったことがあるので、それについても調べてみたい。リタデーションの厚み(枚数)と透過率の関係は学校でもできそうだったのでやってみたい。
  •  今日は、円偏光や直線偏光といった様々な偏光について知り、またソフトマターである液晶の性質について多くの実験、観察を通して知ることができた。最後の温度と液晶の相転移との関係では美しい結晶の様子を観察することができ印象に強く残った。高校物理ではあまり物質は取り扱わないので今回詳しくしることがで興味を待った。
  •  本日は僕たちのために研究室で実験をさせていただき、ありがとうございました。液晶や光については、学校では習ったことがあまりありませんでしたが、教授の分かりやすい講義や興味深い実験などを通じて液晶物理学にも非常に関心が湧きました。液晶は今となっては私たちと身近な存在で、生活の中にもたくさんあると思うのでこれからも興味を持って観察したいです。
  •  身の回りには液晶の用いられている製品があまたあるが今回はその「液晶」について3種の実験をした。液晶についてその構造を顕微鏡でみたりすることで「液晶」とはどのようなものなのかを実感することができてよかったと思う。
  •  光が分けられたり、温度を変えた時の状態変化が目に見えてわかって面白かった。大体体温で色の変わる液晶の色が自分が触ったときだけ変わらなくてショックだった。身近な蛍光灯とか光の反射とかサングラスにも偏光のしくみがつかわれていることがわかった。
  •  液晶は身の回りにあふれているのに、それについて意外と何も知らなかったことを実感しました。温度を変化させたり電圧をかけたりするといろいろ見え方が変わるのが興味深かったです。また、自然界には偶然ある特定の光を反射するものがいるということも驚きでした。今日はありがとうございました。
  •  物性物理において(ソフトマター物理学において)ものの性質を1つ1つさぐっていき、かいせきしていくことが大切だとわかった。

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