京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理工学

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実習指導

河合 潤  (物質情報工学 教授)

チューター

田中 亮平 (物質情報工学)
一二三 翔貴(物質情報工学)
中島 昂大 (物質情報工学)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 物理系校舎  

実習内容

1氷砂糖,NaCl,水晶などの単結晶を破壊することで発生するX線の測定
2焦電結晶に外場として温度変化を与えることで発生するX線の測定

以上の2項目を自作装置を用いてラボスケールでの実験を行った.

実験の概要説明の様子
実験の概要説明の様子

単結晶破壊時に発生するX線の測定の様子
単結晶破壊時に発生するX線の測定の様子

自作装置の説明の様子
自作装置の説明の様子


受講生の感想

  •  X線を感知する機械を初めて見てX線の怖さを知りました.自分でオリジナルの機械をつくって,実験して,実験結果についてなぜかを考えることに面白さを感じ,私も将来大学に入ったら毎日したいなと思いました.また,今回の実験ではX線がまぐれではないか調べるために何度も何度も実験すると聞いて根気のいる実験だと感じ,すごいと思うと同時に楽しそうだなとも思いました.
  •  とても身近にある氷砂糖を真空中で割ると,すこしですがX線が出るということに驚きました.また,その実験を論文にするとなると,自然界のX線でないということを言うために,細かな実験をかなりの数くり返さないといけないということを知って,仮説をたてて,地道に実験することが大切なのだと分かりました.他にも,タンタル酸リチウムを用いたX線を発生させる装置など,さまざまな装置を自分たちで製作しているのもすごいと思いました.
  •  氷砂糖をある程度の真空の中でたたいたときに,X線がでてくるという簡単そうな問題が未だに仮説しかないということに驚いた.また重水素にするだけで核融合が発生するなど核融合は案外簡単におきるのだなと思った.実験というのはつまらないものでも何百何千と試さないといけないというところに科学の真理を求めるには厳密にいかないといけないのだなと思った.
  •  氷砂糖という身近な物からX線を出せるのは意外だった.研究を実証するには何日も試さないといけないので気力が要りそうだ.自作の器具で実験できるのは面白いし,安くできるから可能であれば使うようにしたい.先生の話を聞いていると,科学にもどうやら闇の部分があるようだ.
  •  まだ理論がはっきりとわかっていないものをやらせてもらえてわくわくしました.勉強不足でメンバーのように何故X線が出るのか推測できなくてくやしかったです.まだ修士課程でない大学4年生でも,これらのような新しい発見があり得ることにおどろきと期待をもちました.次回はプログラミングなど未知のことをさせてもらえるようなので,楽しみに思います.
  •  さとうと水晶は割った時にX線が検出されたけど,NaClからは検出されなかったので,電子が直接かかわっている共有結合と,クーロン力との結合の違いがこの差をつくりだしているのではないかと思ったのですが,イオン結晶であるタンタル酸リチウムを割った時に検出されなかったのが意外だった.最近,発色のメカニズムに興味があるので,X線発生の理由も考えてみたい.
  •  今回の実験では氷砂糖を真空中で割るとX線が出る,ということが分かりました.ですがNaClは真空中でもX線が出なく.空気中で氷砂糖を割ってもX線は出ないということも知ることができました.講師の先生が教えてくださることはなんとなくは分かりますが,やっぱり改めて考えると分かってない感じで今回も終えてしまいました.なので休み時間に分かっている人達に教えてもらい理解できるようにしたいです.また講義の内容に関する質問も出来るように少しでも理解したいです.

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