京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理工学

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実習指導

木村 健二  (ナノ物性工学研究室 教授)
中嶋 薫   (ナノ物性工学研究室 准教授)

チューター

中西 竣飛  (ナノ物性工学研究室)
林 宏昭   (ナノ物性工学研究室)
水野 雅隆  (ナノ物性工学研究室)

ボランティア

なし

実施場所

桂キャンパス Cクラスター C3棟 b4 N01

実習内容

高分解能RBSを用いて、種々の物質にイオンビームを照射することで、物質表面の組成分析を行った。

偏向磁石に対しての説明をしているところ
偏向磁石に対しての説明をしているところ

高分解能RBS装置の説明をしているところ
高分解能RBS装置の説明をしているところ

試料を作成しているところ
試料を作成しているところ


受講生の感想

  •  ヘリウムイオンを物質にぶつけてわずかに跳ね返ってきたイオンのエネルギーで物質の種類や構造を調べるこの方法の発想がすごいと思った。全く見えない世界で研究を行っていることに対して、どうなっているのかを自分の目で見えないから何か心にひっかかるものがあった。
  •  普段めったにできることのないイオンビームの実験をして、初めはなんとなくでしかつかめていなかったけど、先生方の説明を聞いていくうちに、次第に理解することができるまでになっていた。グループに分かれてそれぞれ実験するのは楽しかったし、実験の結果をパソコンで分析するのもとても楽しかった。チューターさんや先生がほとんど英語のパソコンのソフトを手際よく操作しているのをみて、自分も将来、そんな風に使っていろんなことを調べてみたい。
  •  広い分野の技術が動員されていたことが印象に残りました。というのも物体の表面を見るために、ヘリウムイオンを作り、それを取り出し、加速し物体にあて、そのエネルギーで分け、データを分析するという操作に工学の面白さを感じたからです。今回は上手くデータが取れなかったが、インクの色を測定しているものは、銅なのかコバルトなのかどうすればわかるのか考えたい。またミクロの世界での観察なので細かい調節や、たくさんのデータをとることが大切なのだと感じました。
  •  学校でSPring-8に行った時に見た磁石とほぼ同じものがあって、はじめはイオンビームと電子ビームの違いがよく分からなかったけれど、何となく違いが分かりました。イオンビームを当てることで、その物質に何がどれくらい含まれているかわかるなんてすごいと感動しました。実測値と計算で出た理論値とがぴったり合うととても気持ちよかったです。身近なものを色々いれて組成を見てみたくなりました。
  •  今回の講義では、イオンビームを使って物質の種類や深さ、量などを知る方法について学びました。途中からは講義の内容が難しくなってきて、何となくのことしか分かりませんでしたが、イオン散乱法でいろいろな物質を知れることが分かりました。すごく難しかったですが、実際の実験室を見れたり装置の仕組みなどを知れ、楽しかったです。
  •  イオンビームは計測に意外と時間がかかった。真空状態を作るのも大変なようだ。実験後にグラフを整えるのは、勘が必要だと思った。グラフ中のわずかな起伏を読み取るのは根気がいる。宇治キャンパスのものとは一味違った計測をしているらしいが、向こうのものの方がちょっとした作業には便利だと思った。
  •  最初イオンビームはイオンを射出してどう物質を調べるのかわからなかったが、説明を聞いてよくわかった。実験室に入った時イオンビームの装置を見た時、その装置の大きさに驚いた。さすが京大だと思った。実験ごとに装置野中を真空にすることや、調整を細かくすることが大変そうだったし、そのことが大切だと分かった。

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