京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理工学

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実習指導

松尾二郎 (QSEC 准教授)
瀬木利夫 (原子核工学専攻 講師)
青木学聡 (電気工学専攻 講師)

チューター

鈴木敢士 (原子核工学専攻 専攻)
土田諒平  (原子核工学専攻 専攻)

ボランティア

なし

実施場所

宇治キャンパス  綜合研究棟 

実習内容

花粉、布、蟻などを光学顕微鏡、電子顕微鏡を使って観察する。
それぞれの顕微鏡により同じものを観察し、測定方法の原理的な違いやその特徴について学習する。
蟻のような生物試料は、どの部分が面白いかを学生自身が考えて観察をおこなった。
また、布については絹、ポリエステル、極細繊維布を観察し、その構造の違いについても考えた。

電子顕微鏡で観察するために生体試料(蟻)の前処理をしています。
電子顕微鏡で観察するために生体試料(蟻)の前処理をしています。

作成した試料を使って参加した学生が実際に電子顕微鏡で観察しています。
作成した試料を使って参加した学生が実際に電子顕微鏡で観察しています。

蟻の電子顕微鏡像。リアルな像が取れました。
蟻の電子顕微鏡像。リアルな像が取れました。


受講生の感想

  • 光学顕微鏡は可視光を利用しているから限界があるけど電子顕微鏡は電子を利用しているからその限界を超えた倍率で見れるということに感動した。でも電子を利用しているから色の情報とかは手にいれられないということを聞くと絶対的に便利な道具とういのは存在しないのかと思った。布とかは電子によって帯電して、電子ビームをあてると反発するようになるから、それを解決するために白金の粉を振るというのが面白いアイディアだなと思った。試料を作るのが難しかった。
  • 学校で使ったものより段違いにきれいに見える光学顕微鏡や、生物の教科書で見たことのあるような立体的で細かな写真のとれる電子顕微鏡など、精密な顕微鏡を操作させてもらえておもしろかったです。布を電子顕微鏡で見た写真も家庭科の教科書で見たものに似ていて、あの写真はこのようにとられているのかと新鮮に感じました。
  • 普段よく見るアリに、ものすごく細かい構造があるのは驚いた。毛やとげ、うろこのようなものがあった。何かしらの意味があるとは思うけど、その理由はアリしかわからないかもしれない。アリもわからない可能性だってある。電子顕微鏡はさすがに高いだけあって、光学顕微鏡で見られる画像とは格が違った。使いのに時間はかかるけど、本当にきれいな画像をとれた。今回身を捧げてくださったアリさんに感謝したい。アリの見方が少し変わった気がする。
  • 今回電子顕微鏡でありや花粉を見て、光学顕微鏡では見れなかった突起などの細かい様子がよく分かった。装置を高真空にするのに時間がかかったり、ピントを合わせるのが難しかったが、光学顕微鏡より立体的に、鮮明に見えてキレイだった。メリット、デメリットを理解して使い分けるのが大切だと思った。
  • 初めてのアリがほとんどでどのような特徴を持っているのかわくわくしました。また、花粉もユリは教科書で見てどんな形をしているかは知っていましたがその他の花の花粉は知らなかったので、自分で実際に見れて楽しかったです。SEMの使い方を学び、実際に操作できて、良い経験になりました。また、どこに焦点を当てるか、どこを見たいかという興味を持つことが大切だと知りました。

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