京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理

物理の2013年11月2日の内容はこちら

実習指導

山本 潤(ソフトマター物理学研究室 教授)
高西 陽一(ソフトマター物理学研究室 准教授)
石井 陽子(ソフトマター物理学研究室 助教)

チューター

佐藤 隆人(修士課程 1回生)
畑 加奈子(修士課程 1回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部5号館 ソフトマター物理学研究室 

実習内容

30分程ソフトマターの基礎的な座学講義を行った後、各種液晶の状態を目視、並びに偏光顕微鏡で観察、撮影し、相転移温度の決定や組織の違い、その起源などについて考察、議論した。

実験の様子
実験の様子 

実験の様子
実験の様子


受講生の感想

  • 今日は遅れての参加だったので分からないところも多かったのですが、円偏光の偏光板が見られて満足です。液晶は普段から見ているものだと思うのですが、どういった性質のものかあまりよく知らなかったので、この機会に色々知りたいと思います。液晶の実験をしたときに温度を変えて相転移が起こると、まったく何も見えなくなったのには驚きました。また、明暗を分けるのは分子の並びが関係あるというのは言われてみるとうなずけるような気がするのですが、自分では全く分からなかったことなので、次回も考える時の要素としたいなあと思いました。
  • 3つの液晶の性質を見比べるという、普段はすることがない結構マニアックな体験だった。液晶といっても種類は様々あり、人工物だけでなく、自然界にも数多くあふれているということに驚いた。液晶の持つ性質も様々であるので、詳細に知るには様々なアプローチができそうだ、と思った。今やいろんな機器に用いられている液晶なので、より理解を深めたいと感じた。
  • 液晶の仕組みはずっと興味を持っていたので、今日、液晶の実験をたくさんすることができてうれしかったです。特にCLCという液晶がキラルな物質で、液晶の粒子の向きがらせん状にかわっているから、そのねじれが一周するのと波長の長さが合う光が反射してくるというのが、実際に温度を変えたり見る向きを変えたりすると色が変わるというので目で見て確かめることができ、感動しました。またこのCLCがこがねむしの羽に固化していたりなど、身の回りの自然物にも液晶があるということを知り、液晶は人工物だと勝手に思い込んでいたのでびっくりしました。他にも8OCBという液晶をつかった実験で、スメクチック相とネマチック相のちがいや、相転移の様子を見ることができ、同じ種類の液晶にも性質のちがう相があることを実感しました。またあまり使われていないというスメクチック相の液晶が使われたカメラやパソコンを使ってみたいと思いました。次回ももっと詳しく液晶を知ることができると思うと、非常に楽しみです!!
  • 今月はソフトマター物理学研究室というところで学ばせて頂きました。液晶とは、結晶の規則性と液体の流動性両方を有しているということを学んだ。実際に5CB,8OCB,CLCが結晶から液晶、液晶から液体へと変わる様子を偏光顕微鏡で見ることができた。とても有意義な時間を過ごせました。このような貴重な体験をする場を与えて下さったELCASに感謝しています。
  • 今回はまた新しい分野に入り、[ソフトマター物理学」というテーマを習いました。まず今までの[物質の形態が液体・固体・気体の3つだけ」という常識が覆されて驚きでした。少し話を聞いた後、実験をしました。液体と固体の間の“液晶”という形態への変化を観察する実験でしたが、興味深いことばかりで非常に面白かったです。担当の教授や先生方もとても親切で、楽しく実験ができました。2週間後が待ち遠しいです。

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