京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理

物理の2012年2月4日の内容はこちら

実習指導

鶴 剛 (宇宙線研究室 教授)
信川 正順(  同  特定助教)

チューター

なし

ボランティア

中島 真也(博士課程 1回生)
河畠 久実子(修士課程 1回生)

実施場所

理学部5号館北館第二講義室

実習内容

講義1:X線天文学の概要を説明した.(a) X線とは何か,温度と光の波長の関係,連続成分と輝線の違い,輝線を使って元素を特定できる事を説明した.(b) 太陽,銀河団プラズマ,ブラックホールなどのX線天体を紹介した.(c) 世界と日本のX線衛星を紹介した.(d) 核融合,核分裂,単位核子当たりの質量,超新星爆発が元素の起源であり,X線観測から元素合成がわかることを説明した.

 講義2:放射線と比例計数管を説明した.(a) 放射線とは何か?(b) 放射線の発生機構,(c) 放射線と物質の反応,(d) 比例計数管の構造.

 実習:比例計数管の組み立てを途中まで行った.(a) 同軸コネクタのネジ留め (b) タングステン芯線のハンダ付け.

実習の様子.普段大学生向けの学生実験部屋を
実習の様子.普段大学生向けの学生実験部屋を
使って,工作をしています.

講義(2)の様子.講師やボランティアが作成した
講義(2)の様子.講師やボランティアが作成した
テキストに従って放射線と比例計数管を勉強中.


実習の様子.タングステン芯線をコネクタにハンダ
実習の様子.タングステン芯線をコネクタにハンダ
付けしています.ハンダ付けが初めての子も居て,
悪戦苦闘.最後は全員うまくできました.


受講生の感想

  • 今回は教授の方達がすごいまとめて冊子を下さったので、家でもう一度学ぼうと思います。はんだづけは前回もやっていたのでうまくいってよかったです。
  • 今日は、宇宙線を主に測定する研究室での活動だった。宇宙物理学は興味がすごくあるので、非常に興味深い時間だった。最初の講義から面白そうなトピックだったので、ついつい口をはさんでしまい、ほとんど実習する時間がなくて残念だったけど、次回への期待が高まった。X線測定によって宇宙の様相を調べるというのは非常に有効な方法だと体験的に学ぶことができたのが今日1番の成果であったと思う。
  • 今日は、身近であるX線について学んだ。こんなにも奥深く考えたことがなかったので、X線についてさらに調べていきたいと思った。実習では、比例係数管の最初の部分を作った。自分がとても不器用だということに気が付いた。次回は最終回なのでがんばりたい。
  • 次回は愈々最終回だ。今回は原子核とか量子論…といろいろ量子力学チックなことだらけでした。今回は比例計数管という聞きなれないものを作っています。非常に楽しみだし、私の好きな量子力学でこのELCASの合宿を終わることができそうだ。有終の美を飾りたい。
  • 比例係数管を作ろう!!ということでそれに関する講義をうけた。とてもわかりやすい資料で、ちょっとした質問にも答えてくださったので、理解しやすかった。今回は今までやったこと(柴田先生、川畑先生のはなしなど)関係していて、前聞いた子を関連付けてより理解できてよかった。自分たちは昔星だった!というのを聞いて、すごい壮大な宇宙に思いをはせ。
  • 今日は放射線について学んだ。ほとんでは今まで学んでいた内容だったが、またしっかりと頭の中で整理する事が出来たと思う。また、水素原子に関しては輝線スペクトルを求めたことがあったが、他の原子に関しては計算をしたことがなかったので、水素以外の原資にも成り立つあの式はどのようにして求めるのか気になった。

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