京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

物理

  • X線天文学と元素の起源

第4回物理

日時

2012年 12月 1日(土) 

講師

鶴  剛 教授

概要

【X線とX線天文学】物の見え方は何で見るかで変わってきます。可視光で手を見ると、見慣れた手が見えます。X線で見ると手の中の骨が見えます。つまり、X線は透過力が高いのです。つまりX線を使って、宇宙を見ると、宇宙の深い部分が見えます。波長が短く超高温の世界が見えます。つまり、宇宙の核心に迫れるのです。X線で宇宙を観測するには、ロケットで大気の外に出る必要があります。日本はこれまで5機のX線衛星を打ち上げてきました。実はX線天文学の最先進国なのです。
【元素の起源】人間の体は酸素や炭素をはじめ、カルシウム、リン、イオウ、鉄など多くの元素から出来ています。これらは宇宙のどこで作られたのでしょうか?それは星の一生の最後に起こる超新星で作られ、宇宙空間にばらまかれたのです。その様子がX線観測で分かりました。その中から人間が誕生したのです。つまり、私たちの体は星のかけらなのです。

授業風景

授業風景

授業風景


受講生の感想

  • 宇宙を可視光やX線で観て違いを知り、驚きました。
  • とても楽しかったです。スペクトル分布の話や光学遷移の話はELCAS物理で学んでいたので、よく分かりました。ありがとうございました。
  • 宇宙の画像がすごく美しくて思わずみとれました。恒星の内部で何が起こっているか、というところがわかりやすくて、大変面白かったです。
  • 超新星爆発によって元素がつくられ、その元素から自分たちの身体がつくられるという宇宙と自分たちのつながりに興味を持ちました。2014年に打ち上げ予定のAstro-H 衛星の活躍に注目したいです。
  • とても興味深かったです(超新星爆発とか)。
  • X線天文学について知らなかったことが多く興味深かった。
  • 日頃、目で見ているものは可視光だけで見たたった一面にすぎないということが分かった。X線で見ると世界が広がる気がして面白かった。
  • 宇宙の話になると、出てくる数値が身近に感じられないことが多々あります。しかし、宇宙の魅力というのは、その未知の世界の中にあるのだと思いました。
  • 一般相対性理論からは宇宙の理がわかるので、たいへん興味をもっています。今日の講演は非常に面白かったです。ありがとうございました。
  • 可視光とは違った宇宙の世界を知ることができて、興味が持てました。
  • X線から宇宙を調べることに興味を持った。
  • 自分の宇宙地球の分野に関係する講演会だったので、とても興味深かった。おもしろい話だったし、テスト前だけど来てよかった!色々な星も普通の光やX線で見るとすごく違って見えてすごいなぁと思った。
  • X線で物を見ると世界が変わる。可視光とは違う世界はすごいものだと思いました。よい体験額が出来ました。
  • ふつうに惑星をみてもわからないことがX線を見てわかるということはすごいと思いました。
  • 今回の講演は、私の興味のある分野の1つである天文分野のお話でした。将来ぜひ関わっていきたい分野でもありますので、聞けて良かったと思います。最先端のお話も聞けて良かったです。
  • 難しい内容でしたがテスト前にテスト勉強以上に有意義な話をきくことができました。
  • 天文学について少し知れた気がしました。私たちがもともとは、星のかけらからできていたと聞いて、びっくりしました。ますます宇宙に興味がわきました。あと、恒星の爆発(?)の画像が、とてもきれいでした。

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