京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物学

生物学の2016年1月9日の内容はこちら



実習指導

岡田 徹也(ゲノム情報発現学 助教)
石川 時郎(ゲノム情報発現学 助教)

チューター

吉川 和宏(ゲノム情報発現学)
齋藤 峻介(ゲノム情報発現学)

ボランティア

なし

実施場所

吉田キャンパス 理学研究科1号館320号室

実習内容

蛍光タンパク質を特定のオルガネラに発現させた培養細胞を共焦点レーザー顕微鏡で観察し、各オルガネラの形状や、細胞内で各オルガネラが存在する場所の違いなどを見た。取得したデータの整理を行った。
熱ショック時に発現する蛍光タンパク質の遺伝子を組み込んだメダカを、蛍光顕微鏡で観察した。
メダカの卵に色素を注入し、メダカに遺伝子を導入する作業を体験した。

細胞培養の説明を受ける。
細胞培養の説明を受ける。

共焦点レーザー顕微鏡で培養細胞を観察し、データを取得。
共焦点レーザー顕微鏡で培養細胞を観察し、データを取得。

 共焦点レーザー顕微鏡で培養細胞を観察し、データを取得。
メダカ胚にマイクロインジェクションを行う。


受講生の感想

  •  実験動物といえば、マウスやショウジョウバエ等が便利なのかなと思っていましたが、メダカの優れている点を聞き、メダカもこれらの有名な実験動物に匹敵するほど優れているのだなと感じました。マイクロインジェクションでフェノールレッドを卵に入れる作業は難しかったです。蛍光タンパク質といえばGFPだと思っていたけれど、YFPやRFPもあるというのは初めて知りました。細胞小器官をそれぞれ異なる色を発するようにしておくことで、それぞれの動きや、重ね合わせたときにどんな配置でこれらが並んでいるかなどが明確になるなと感じました。
  •  培養細胞の蛍光観察では、赤、黄、青の3色にきれいに発光した細胞小器官に驚きました。小胞体、ゴルジ体、ミトコンドリアはそれぞれたくさんあったのですが、どれも重なり合わずに存在していて、タンパク質の違いや機能の違いを感じました。メダカの胚に赤い色素を入れる実験では、とても細い針を使っていたのですが、刺し加減が難しく、プクッっと色素がたまった時はとても感動しました。メダカの受精卵の観察では、心臓や脾臓、血管中を流れる血球を見ることができ、とてもおもしろかったです。魚の心臓が、一心房一心室ということを実際目で見たのは初めてだったので、少し驚きました。
  •  動物細胞の構造を改めて確認し、それぞれの細胞小器官を黄色、赤色、青色で光らせることでおおまかな特徴を知ることができた。これらを重ね合わせた画像により、これらの小器官の全体像をとらえることができ勉強になった。モデル動物として研究室で飼われているメダカは、餌としてエビの幼生が与えられていたことに驚いた。顕微鏡で卵を観察した際に見られたメダカの目の大きさや心臓の動き、血液の流れなどを確認できたことが印象に残っている。小さな生き物の生命力を感じられた。
  •  細胞観察では蛍光の仕組みがとてもよくわかりました。蛍光の種類によって見ることができる細胞小器官も異なっており、今まで絵でしか見たことがなかったようなゴルジ体が見られたときはとても感動しました。メダカの観察も行い、赤い色素を打ち込んだメダカと打っていないメダカで光り方がかなり異なっており、驚きました。実際に卵に色素を打ちこむ作業も行ったが、とても楽しかった。私にはどこが卵の胚なのかわかりませんでしたが、チューターの方に転がしていただいて、胚の場所を知ることができました。
  •  蛍光タンパク質が存在する細胞を顕微鏡で観察した。タンパク質の種類ごとに発光する細胞小器官が異なっており、それらを重ね合わせた顕微鏡画像を見ると小器官の違いがよくわかり、とても興味深かった。またメダカの卵に色素を打ち込む実験がとても楽しかった。今日はたくさんの施設を見学させていただき、説明もしていただいたのですが、実験をするには下準備や同じことを何度もしなければならないことを知り、大変さが伝わってきた。
  •  蛍光タンパク質を用いて、小胞体、ミトコンドリア、ゴルジ体を別の色で見ることで、細胞の中の構造が詳しく見えて面白かった。実験室の器具も高校のものより一回りも二回りも大きくて凄かった。遺伝子操作したメダカが赤色や青色に光ることに驚いた。メダカの卵を顕微鏡で観察すると血液が流れている様子や心臓の動きが見れて、生きているということが実感できた。蛍光タンパク質も光る仕組みも理解できた。
  •  蛍光タンパク質を導入しメダカを蛍光観察する際、メダカの卵が自家蛍光を持つということを初めて知り、きちんとした知識がなければ実験しても正しい結果を知ることが出来ないと言うことが分かった。細胞の蛍光観察では、小胞体やミトコンドリアの様子が教科書で見るよりも理解しやすかった。
    導入した遺伝子を発現させる時、タンパク質をコードした部分だけでなくプロモーター配列の有無も考えなければならないと聞いて確かにそうだと思い、実験をするためにはいろいろなことを考えなければならないと思った。
  •  メダカの卵を実際に見たのは初めてだった。顕微鏡で観察すると、中にある血管の動きや心臓の動きまで見ることが出来、感動した。
    共焦点顕微鏡で細胞小器官の様子を観察した。小胞体の網目構造をこの目で確かめることが出来てよかった。

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