京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2013年11月2日の内容はこちら

実習指導

石川 時郎(ゲノム情報発現学 助教)

チューター

中村 有貴(修士課程 2回生)
玉田 健太郎(修士課程 1回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部1号館

実習内容

メダカのオスとメスを同じ水槽に入れて卵を産ませたあと、卵を採取した。

メダカの卵には繊維状のものが生えているのでそれを取り除き、受精卵と未受精卵を選別した。

寒天で作った溝に受精卵を並べ、動物極側が上になるように揃え、その後溶液をインジェクションした。

また、あらかじめ用意されていた蛍光メダカの観察も行った。

蛍光タンパクを発現しているメダカを観察している。
蛍光タンパクを発現しているメダカを観察している。

メダカの卵に絡まっている糸を取り除いている。
メダカの卵に絡まっている糸を取り除いている。


メダカの卵にインジェクションをしている。
メダカの卵にインジェクションをしている。


受講生の感想

  • 今回一番驚いたことは、メダカの受精卵にDNAを入れる作業です。ガラス管で針を作るところから始めるのはしたことがなかったので、よい体験になりました。メダカの受精は結構速く、また卵をとる作業も普段なかなかできないことなのでとても良かったです。今まで植物を見てきたのでそろそろ動物をしたいと思っていた頃なのでとても良かったです。今日はありがとうございました。
  • 今日の実験ではELCASでの講習で初めての動物を用いた実験だったので、とても楽しく興味深かったです。自分はとても遺伝子が好きで、いつかは遺伝子関連の研究をしてみたいと思っているので、今回の講習はとても良い勉強になったと思います。また、マウスやショウジョウバエはモデル生物として利用されるのは知っていましたが、まさかアフリカツメガエルまで利用されているとは思いもよりませんでした。アフリカツメガエルは私の高校で飼育しているので、親近感が湧くと同時に少し切なくなりました…。何はともあれ、今回の講習も有意義で非常に面白かったです。しかし、フェルマーの最終定理についての講習はとても難しかったです。
  • 今回は遺伝子の注入をした。実験に使われる動物としてマウスがとても有名だが、今回の実験ではメダカを使用した。メダカの卵に遺伝子を注入するのが最終目的だったが、メダカの交配、産卵後の卵に付いている糸をほぐす作業まで、一から実験を行った。とても細かい作業が多く、目が痛くなったが、メダカの稚魚を見てそのかわいさに目が癒えた。遺伝子の注入にはとても細かい針を使って行った。最初のうちは、あまり上手く行かず苦労したが、上手く入ったときには感動した。これぞ大学の研究という感じの体験実習だった。
  • 今回は二時間しかなかったのでとても短く感じました。メダカというとても私たちに身近なものを使って実験をしたけど、そのメダカでいろいろなことができたことに驚きました。メダカの卵は小学校の時などでも見ることができたのですが、見た目はいくらくらいの強度しかないようにみえるのに実験をしてみて実際触ってみたりすると意外としっかりしていて刺す針が折れてしまうほどだったので驚きました。今回は細かい作業がたくさんあったので不器用な私が迷惑をかけないか心配でしたが、今までのエルキャスのおかげかスムーズに作業をすることができたのでよかったです。最後に光るメダカを見ましたが、入れる遺伝子によって光る場所が違って、その実験もやってみたいと思いました。エルキャスにきていつもは質問しにくいのに普通に質問をできている自分に驚きました。
  • 一番興味のある分子生物学の分野ということで、あっという間の2時間だった。メダカの生態は全く知らなかったので、交配から採卵、インジェクションまで見ることができ、大変面白かった。特にインジェクションはコツを掴むととても面白くて何時までもやってしまった。また、YFPを発現させたメダカの綺麗さに驚いた。それぞれが発現する部位がちがうということで、メダカの体の構造が見ることもでき、よかった。遺伝させたメダカが光ることや、生後たった数日のうちに心臓やヒレが動き出すこと等から、改めて生物の面白さを感じることができた。
  • 今日はELCAS初の植物ではなく動物!!を扱いました。メダカが大量にいる部屋に行き、メダカに交尾をさせて卵を産ませて、その卵に遺伝子を注入するというものです。メスを水槽から網ですくい出し、実際に卵を手で触ってとりました。卵のつぶつぶ感が手に伝わってきて面白かったです。遺伝子を注入する作業の前に、卵に付いている糸をとる作業があり、ピンセットでつまんでぐるぐる回してとるのですが、とても細かい作業でした。針を卵に入れるのも細かい作業で緊張しました。今までが植物を扱うものばかりで動くことはなかったのですが、動物なので動きがあって、また違う感覚を受けました。細かい作業が続くことに変わりはないので、器用になりたいと思います。
  • メダカが光るのはとても綺麗でした。その光がGFPを改良させて作られた物質であると聞いたので、人間にはこんなこともできるのかと驚きました。そして、その光で小さい生物の体を部分的に観察することができたり、どの部分でその物質が多く使われているのかがわかったりしてとても実用的だということに感心しました。他の生物とは違い人間は自らの知恵によって進化していることがとてもよく伝わってくる体験でとてもためになりました!

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