京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2013年2月16日の内容はこちら

実習指導

高橋 淑子(動物発生学研究室 教授)
田所 竜介(動物行動学研究室 助教)

チューター

安江 泰治(博士課程 3回生)
村井 英隆(博士課程 3回生)

ボランティア

吉野 剛史(ポスドク)
高瀬 悠太(博士課程 3回生)
熱田 勇士(博士課程 3回生)
川地 輝明(博士課程 1回生)

実施場所

理学部2号館 422号室

実習内容

発生生物学講義およびニワトリ胚の観察。発生2、3、および4日目の胚を実体顕微鏡下で観察し、発生にともなう形態の変化を確認する。さらに、胚の血管中にインクを注入することにより血管のパターンを、透明骨格標本により軟骨と硬骨の形成過程を観察する。また、蛍光タンパク質発現遺伝子(GFP)を導入された胚を観察する。

卵の殻に窓を開け、胚を観察する。
卵の殻に窓を開け、胚を観察する。

講義中
講義中


暗室にて、蛍光顕微鏡により遺伝子操作された胚を観察する。
暗室にて、蛍光顕微鏡により遺伝子操作された胚を観察する。

胚の心臓にインクを注入し、血管の走行パターンを観察する。
胚の心臓にインクを注入し、血管の走行パターンを観察する。


受講生の感想

  • 今回は動物発生学の実習でした。鶏卵を用いて発生2日目のものから順に中を観察していきました。心臓がドクドクと動いているのがよく見え、こんなに小さな生物が精一杯生きているのだと思うととても感動し、生命の神秘を感じました。脳、脊髄などの器官ができていく様子がよくわかり、手・足・目のもととなるものを観察することができました。最後に血液中にGFPを導入し、血管のはりめぐらされ方を見る実験では残念ながら成功しませんでしたが、生物班の中に成功した人が2人もいて、すごいと思いました。透明標本をたくさん見せていただけたのがとてもうれしく、完成度の高さに驚かされました。学校でも作成しているのでコツなど詳しい作り方を教えていただけてよかったです。本日はありがとうございました。
  • 最初、この実習には物理で入ろうと思っていまたのですが、高橋教授の講演を聞き、その場で生物に変えました。そんな話も面白い教授に最後の学習講座をしていたただいて本当にうれしかったです。最後にニワトリの二日目胚の心臓にうまく蛍光塗料を注入できてよかったです。脳を流れる血液までもを見ることができて驚きました。
  • 今日はニワトリの卵を使って発生段階の様子を見ました。卵に穴を開けて注射器で白身をぬく作業が楽しかったです。回数を重ねるたびに少しずつ手際がよくなってきて、色々収穫することができました。卵は、2日目から見始めて、体節の数を数えるのに結構苦労しましたが、数えてすっきりしました。あと印象に残っていることは、心臓がドクドクしてて、見ごたえがありました。あと、目がかわいかったです。今回はこのような、とても貴重なことをさせていただいてありがとうございました。今日でELCASの実習は終わってしまうのでさみしいです。
  • 今日は、今までで一番実験というかんじのする講座でした。動物発生学の研究室でニワトリの卵の中身の観察をしました。発生2日目、3日目、4日目の卵をあけて観察します。まず、小さな穴を空けて白身を吸い出します。それから窓を作って中身が見えるようにします。黒いインクを入れると、もっと見えやすくなりました。ヒトは、生まれてくるのに10ヶ月かかるのに、ニワトリは、温めて約3週間で卵からかえるそうです。確かに、2日目のと3日目、4日目で成長するのがとても早かったです。心臓が動いているのも、体節があるのもとてもよく見えました。そのあとに、血管に蛍光インクを注入しました。きれいに血管や血液の流れる様子が見れました。すごくきれいで面白くて、いつまでも見ていられるなあと思いました。とても楽しい実験でした。ありがとうございました。
  • ニワトリの卵をあんなにじっくり見たのははじめてだったのでとてもおもしろかったです。1日目~4日目までの変化がよく分かりました。血管の動きなどもよくみえて楽しかったです。いろんな不思議な現象がたくさんおこっていて神秘的だなぁと思いました。実験では自分で炭を入れるのがなかなか難しかったです。何度もやっていくうちに手順なども覚えていくことができ、少し研究の雰囲気を味わうことができました。今日で最後となってしまうのがとてもさみしいです。またここでの経験も将来に生かしていきたいです。本当にありがとうございました。
  • ニワトリの胚の時間の経過による変化とメカニズムに関しての体験学習でした。短時間での「生命の誕生」からその成長の過程を観察し安い言葉ですが「生命の神秘」を感じました。また、研究を少し経験して「生物学」の入り口を少しのぞいたような気がしています。個人的な話になりますが、説明をしてくれた方がとてもわかりやすくてラッキーでした。こんな研究者になりたいものです。最後の体験学習コースにふさわしい、面白く、将来を考える機会になりました。ありがとうございました。京大理学部に入りたいです。入れて下さい。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート