京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2013年2月2日の内容はこちら

実習指導

沼田 英治(動物行動学研究室 教授)
森  哲(動物行動学研究室 准教授)

チューター

塩崎 達也(理学部 4回生)

ボランティア

横山 拓也(修士課程 1回生)
村井 幸輝郎(修士課程 1回生)

実施場所

理学部2号館 315号室、理学部植物園

実習内容

動物によるコミュニケーションを研究する例として、音声によるコミュニケーションの解析の仕方を学ぶ。京都大学理学部植物園内を実際に歩き、鳥類の鳴き声をICレコーダーにより録音する。録音した鳴き声をパソコンに取り込み、音声解析ソフトを使用して、ソノグラムとオシログラムを作成する。鳥の種ごとの鳴き声の違いがソノグラムやオシログラムでどのように表現され、図示化されるかを学び、音声分析による比較手法を体験する。

動物行動2: 植物園にて野鳥の鳴き声サンプルを採取
動物行動2: 植物園にて野鳥の鳴き声サンプルを採取

動物の音声を用いたコミュニケーションについてのレクチャー
動物の音声を用いたコミュニケーションについてのレクチャー


動物行動3: 採取したサンプルをソノグラムで図示し比較
動物行動3: 採取したサンプルをソノグラムで図示し比較


受講生の感想

  • 今回、動物行動学の「行動のデータ」を調べるという体験を行いました。近くの植物園まで出かけて行って、自分の目で耳で足でデータを集めることができ、より結果(鳥の種類、鳴き声のパターン分類)が面白いものとなりました。しかし、僕はデータを集める段階より自分でなぜこの行動が行われるのか考える方が好きなのだと思いました。それでも、鳴き声をオシロスコープによって目で見て分かる形にし、それの意味や鳴き交わしなどについて思いをはせるのは楽しく貴重な経験になりました。
  • 本日は動物行動学の実習を行いました。今回は動物の様々なコミュニケーション方法の中で音に着目し、なぜ鳴くのか、お互いに何の情報を伝えようとしているのかを客観的に調べました。2人1組でボイスレコーダーを持ち、植物園の中を歩き回って色々な鳥の声を録音しました。パソコンでオシログラム(声の強弱)とソノグラム(音の高低)を表示させて調べた結果、私たちが録音していたのはヒヨドリとコガラの鳴き声でした。同じ種類の鳥でも鳴き方や求愛や威嚇をしているときの鳴き声を教えていただきました。私たちは言葉で意思疎通をしますが、他の動物は声の強弱や高低でコミュニケーションをとっているのだと思うと本当に興味深いです。今回も楽しい実習になりました。
  • 外に出るというタイプの実習は初だったので良かったです。異なる鳥であるという事はわかっても名前の方がよくわからないので辞典をみたりTAの方に丁寧に教えてもらえて助かりました。後、ノイズキャンセルの仕方を詳しく知りたかったと思う。ありがとうございました。
  • 今日は、動物行動学の研究室で動物の行動の一つとしてコミュニケーションについての実験をしました。植物園に野鳥の鳴き声を録音しに行ってその録音した鳴き声をパソコンのソフトで図式化し、オシログラムとソノグラムにして客観的に観察するという事をやりました。オシログラムでは音の強弱をグラフにしたもので、今回は風の音や足音、風鈴の音などの雑音が入ったのであまりいい結果ではなかったけど、ソノグラムはきれいに鳥の種類によって鳴き声の違いや同じ鳥の鳴き声の違いがわかりました。今回私が聞けたのはヒヨドリとカラ類(コガラ?)の鳴き声でした。この研究が進めば、鳥がどういう気持ちなのか分かるようになるかもしれないなと思いました。とってもおもしろかったです。
  • 今日は、まず植物園に行って鳥の鳴き声をとりました。京大の植物園には初めて行きました。池があって感動しました。あと道がくねくねしているから一人で行ったら迷うだろうなって思いました。部屋に戻ってとってきた音をパソコンで見ました。耳で聞くよりも客観的に見た方がだいぶわかりやすかったです。ヒヨドリとシジュウカラと雑音の音の違いがわかってくるようになりました。
  • 私は植物園には行ったことがなかったのですが植物園の雰囲気がとても好きになりました。良く耳を澄ましてみるといろんな鳥がないていてなんか聞いたことある声もいくつかありました。普段意識していないと聞きのがしている音がたくさんあるのではないかなと思いました。大学院生の方々も鳥の鳴き声で鳥の名前が分かったり、倍音の説明がとてもわかりやすかったりとにかくすごかったです。また、パソコンで音を視覚的にみると特徴がはっきり分かりました。とてもおもしろかったです。

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