京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2012年12月1日の内容はこちら

実習指導

田川 義晃(生物物理学教室 神経生物学研究室 講師)

チューター

坂東 勇輝(博士課程 4回生)
手束 勇太(修士課程 1回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部1号館 302、311号室

実習内容

(1) 小脳神経回路・細胞を染め分けて観察する

ホルマリン固定し、免疫染色を行ったマウスの小脳切片を蛍光顕微鏡や共焦点レーザー顕微鏡を用いて観察する。

 

(2) 大脳神経細胞の活動を観察する

マウスの大脳切片を用いてカルシウムイメージングを行い、大脳の神経細胞の活動を観察する。また、様々な薬剤をかけることにより、その効果を確認する。

共焦点レーザー顕微鏡による小脳切片の形態観察。共焦点レーザー顕微鏡による小脳切片の形態観察。

今回の実習の説明とレクチャー。今回の実習の説明とレクチャー。


大脳皮質細胞に薬剤を投与することによって、Caイメージングの反応がどう変わるかを観察する。大脳皮質細胞に薬剤を投与することによって、Caイメージングの反応がどう変わるかを観察する。

大脳皮質細胞のCaイメージング。大脳皮質細胞のCaイメージング。


受講生の感想

  • 今日は脳の構造と機能を見ました。今学校で生物Ⅰの演習をしていて、今ちょうど脳の働きや刺激の範囲をしているので、とても聞きやすかったです。生物の範囲では、脳の働きの範囲が一番好きだし、自分が一番興味をもっているけど、授業にくらべたら、とても高度なことをしているので難しいところも沢山ありました。今回した中でも特に興味深かったのは、脳のスライスに色々な薬剤を浸透させて刺激をあたえるとどんな反応を示すのかでした。
    麻薬やアルコールの多量摂取は、神経や脳にとても悪いのでぜったいにしてはいけないなと改めて思います。
  • 小脳の内側に顆粒細胞、外側にプルキンエ細胞が分布していると分かり、またそれぞれの形の違いや樹状突起も見ることができ、貴重な体験でした。 学校では「脳の神経の働き」は一応教えてもらいましたが、ここまで深くはなかったので学校の授業よりも面白いものでした。
    ところで、シナプスの伝達を阻害する恐ろしい「毒」のテトロドキシンとたばこや麻薬が小脳を破壊するという点で同様の働きをすると分かり、怖くなりました。
    難しい話の中にも高校生にも理解しやすい身近な話が入っていて、取り組みやすかったです。
  • 今回は、動物の「脳」を顕微鏡で見たり、運動させたりする実験をしました。きもちわるいというよりは、自分にも、こういうものが入っていて、動いているのかと思うと、不思議な気持ちになりました。
    生きている脳に、試薬を入れて活動を制御する実験では、試薬の種類によって、働きかける部分が違うのが、よくわかりました。ピペットマンが使えたのでうれしかったです。
    学校の保健の授業で、薬物乱用や飲酒について学んではいたけど、今日の実際に、脳の活動が止まっていく様子を見て、違う視点から、より、それらの怖さを知りました。
    とても興味深い内容でした。

平成27年度以前の
実施レポート

年度別の実施レポート