京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2012年10月20日の内容はこちら

実習指導

長谷 あきら(植物生理学研究室 教授)

チューター

大西 功人(修士課程1回生)
小林 幹康(修士課程1回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部2号館 107号室

実習内容

植物が光を通じて自らのおかれている環境を感知し応答していることを、解説を交えながら観察してもらった。

植物が光に応答する際、波長に応じて異なる応答をする例として、シロイヌナズナ暗所芽生えの光屈性とフックの解消の観察を行った。

それに平行して野外での環境による光の性質の違いや、自然光と人工光との違いを知ってもらうため、太陽光と単色光のスペクトルの測定•比較を行った。

各種光源のスペクトル測定各種光源のスペクトル測定

実験に使った植物の形態の観察


光屈性の様子
光屈性の様子


受講生の感想

  • 今回はシロイヌナズナを使って光屈性とフックの解消の実験、光スペクトルの測定をしました。植物に一定方向から光を当て、茎が曲がる かどうかを観察して、赤色の光は反応しませんが、青色の光では屈曲が起こっていました。フックの解消は赤色、青色の光ともに反応し、暗所では解消が起こら ない理由が植物が土の中では成長点を守らなければならないということ、土から茎が出た時は光があたるため、解消が起こり葉が開いていくのだと言うことを教 えていただきました。光スペクトルの測定は太陽光(日向、日陰)・赤・青・緑の光をそれぞれスペクトルラディオメターで測定し、波長の違いがよくわかりました。白い光が様々な光がまざっているそうです。今回の実験はちょうど学校で習っている範囲だったのでより理解が深まり本当にいい経験になりました。あり がとうございました。
  • 今回のシロイヌナズナのフックの解消について、実験結果はあまりよくなかったが、全体像をつかむことができただけでもよかったと思う。まだ物理をとっていないのでよくわからなかった光のスペクトルについても良くわかったし、植物の好きな光などもわかった。とても理解しやすく、たのしい研究室だと思う。
  • 今回も、身近な植物に注目した実験をしました。光にはさまざまな波長(色)があります。その色のそれぞれに植物にもたらす働きがあることを知りました。青い光にあてると光屈性で茎が曲がり、フックという、仕様を頭とみると猫背のようになっている状態が、まっすぐになります。人の目には普通みえないくらいゆっくりだけど、しっかり動いていて、その変化がすごくおもしろいなぁと思いました。そして植物は緑の色をあまり感じないということに驚きました。植物自体がほとんどの場合緑色だから、それと何か関係があるのかなと思いました。とてもおもしろい実験でした。次回も何をするのか楽しみです。
  • 今回は主にフックの解消というものと、光の波長によって色が変わるなどの実験をしました。植物は光の色(波長)に大きく影響されると言うことがわかってとても興味深かったです。
  • 今日は最近に光屈性の観察をするためにセットからしました。暗い部屋に入りました。不気味でし たけど、結構楽しかったです。外に出て太陽光のスペクトルや人工的な光のスペクトルを測りました。外に出た時、蜂がいました。鳥っぽい蜂でした。室内で は、LEDの光を当てて青と赤と緑にああいう、波長があると思いませんでした。
  • 光屈性は生物、スペクトルは物理でちょうど今学校で習っているところだったので学校で学んだことの裏付けができ、ためになりました。学校では習っていても実際にはできないことが多いのでとてもいい経験になりました。光の波長によって植物の反応がさまざまになるのはとても不思議でおもしろいなと思いました。また、フックがやや動いていてよかったです。フックについてはあまりよく知らなかったのですがどのうようなものなのか、どういう反応をするのかよく分かりました。またこれからもいろいろな勉強をしていろんなことを実際にみてみたいです。

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