京都大学ELCAS(エルキャス)

平成27年度以前のレポート

生物

生物の2012年1月21日の内容はこちら

実習指導

佐藤 ゆたか(発生ゲノム科学研究室 准教授)

チューター

松岡(中谷) 輝実(研究員)
池田 達郎(理学部4回生)

ボランティア

なし

実施場所

理学部2号館418号室

実習内容

インターネットを通じてデータベースにアクセスし、ALDH2遺伝子を例に遺伝子配列の取得、プログラムによる翻訳、配列比較など、遺伝子に関するコンピューター上の初歩的な解析を実際に操作してもらいながら説明した。合わせて、遺伝子の発現に関する知識を説明した。その後、ABO遺伝子とFoxP2遺伝子に関してそれぞれ変異型と進化による配列の違いを調べ発表してもらった。

ABO遺伝子とFoxP2遺伝子についてデータベースの情報をもとにディスカッションを行っている
ABO遺伝子とFoxP2遺伝子についてデータベースの情報をもとにディスカッションを行っている

データベースで取得した遺伝子配列について説明を受けている
データベースで取得した遺伝子配列について説明を受けている


ディスカッションの結果を発表している
ディスカッションの結果を発表している


受講生の感想

  • ゲノム配列を初めて見てGとかAとかが目が痛くなるくらい、たくさん並んでいてびっくりした。また、言語に関係するFoxD2というたんぱく質について、人間とメダカ、言語障害が起こりやすい家系と比べて、どういう違いがあるのか調べて、一部データがなくなってしまったのは残念だったけど、ゲノムが少し違うだけで大きな違いになることが分かった。とても小さなことなのに大きいことにつながるということにとても魅力を感じた。
  • 今日はゲノムプロジェクトがどういうものかを知るということでインターネットを利用して、他の動物のゲノム配列とヒトのゲノム配列とを比較して、より人間の本質を知ることができたように思います。インターネットを利用して、自分でもゲノム配列を観覧、比較できるということみたいなので是非一度家でもゲノム配列を見てみたいと思います。FoxP2については人間の言語が生まれたのも紙一重で、人間として生まれてきても言語を話せるかどうかは紙一重なのだなと感じました。A型とO型の子がA型になるというのを聞いて、この調子でいくとO型は世界にはいなくなるのではないかと疑問に思いました。今日はどうもありがとうございました。
  • 人や、動物のゲノム情報を見て、実際に比較してみたりするということをはじめて行った。思っていた以上に、人間と、その他の動物のDNAの塩基配列に違いはなかった。なによりも、最新のゲノム情報が、インターネット上に公開されていて、どこからでも見ることができるということにとても驚き、また今後も、もっと深く調べ、どんどん活用していこうと思った。さらに、学校の友達にも紹介して、もっとこの最新情報を広めていきたい。
  • 今日は、お酒に弱い人と強い人、人間とチンパンジー、A型の人とO型の人などの様々な遺伝子における違いをパソコンを使って調べた。作業は色々とややこしい作業が多くて大変だった。お酒に関しては、たった1つの遺伝子配列が違うだけだったが、A型とO型の人の遺伝子配列を比較してみると、O型はA型の半分ほどしか遺伝子がなかったことに驚いた。それをみて、O型は母親からも父親からもO型の遺伝子を受け継がねばならないということがよく理解できた。自分はO型なので、そういうことを、実際に自分の目で見れてよかった。ありがとうございました。
  • 初めて遺伝子のゲノムについて詳しく勉強しました。たくさんのサイトを使ったので混乱しそうになりましたが、最後は意味をきちんと理解して使えたのでよかったです。タンパク質をつくるためのA、T、G、Cの文字の羅列を見ていると頭がぼんやりしてきましたが、これが人間の体の基礎になっているというのは非常におもしろいことだと思います。発表では予想していた結果と違うものが出てしまったので家でもう一度挑戦したいと思います。
  • 今日は、パソコンでDNAやタンパク質のデータの解析を行って、初めは理解するのが難しくて戸惑いましたが、一番最後にはB型とA型を比べることが出来たので良かったです。B型は4つの塩基が変異していて、それほど大きな違いではありませんでしたが、O型の変異を見た時は驚きました。O型は、1つが欠損しているだけなのに何故こんなにも違いがあるのか驚きましたが、初めから数えていくので、そこから全てずれてしまうということを聞くと、納得しました。これほども大きな差があるんだと分かり、感動しました。また他の遺伝子なども見てみたいと思います。

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